4年生 全ての人がくらしやすくなるために

2012年11月30日

4年生は今週、「わたしたちのくらしと安全」の授業の一環で、「高齢者疑似体験」「車イス体験」「アイマスク体験」をしました。
障がいのある人もない人も社会の一員として、互いに尊重し、支え合いながら、地域の中でともに生活していかなければなりません。見聞きするだけではなかなか理解することが難しいことを実体験を通して理解し、これからの社会生活に活かしていけるようなることが目的です。

<子どもたちの感想>
・高齢者疑似体験
「からだが思うように動かない!」
「耳も手も足も目もうまく使えないなんてものすごく不自由だ」
「目を紙に近づけないと字が読めなかった」

・車イス体験
「段差を通る時に声をかけられずにいきなり前輪を上げられると怖い」
「エレベーターに鏡があるので後ろが見えて安心できた」
「短時間だといいけど、これが毎日だと耐えられない。走りたくなる」

・アイマスク体験
「誘導した時に人にぶつけてしまった」
「誘導してくれる人が信用できず不安でこわかった」
「目が見えなくても一人で歩いてる人は本当にすごいと思った」

 

今まで気づかなかったことに新たに気付くことができたのではないでしょうか。
障がいのある人もない人も、同じように生活する権利があるというノーマライゼーションの理念の必要性に少しでも気づけたらと思います。