２泊３日の「山の学校」も、いよいよ最後のプログラム。野鳥の森公園でのネイチャーラリーです。今日は、富士山ネイチャークラブのみなさんのお世話になります。まずは広い芝生広場で、ネイチャークラブの方々から今日の活動についての説明を受けます。そして、各クラスの活動班ごとに地図を片手にポイントを回っていきます。

　ポイントは大きく２つに分かれています。１つは自然観察ゾーン。ちょっとした冒険気分を味わいながら広い公園の森の中を地図を片手にグループで進んでいきます。引率教員は、分かれ道のポイントに立ってアドバイス。それぞれがコース上の植物や生き物をさがしていったり、樹海についてネイチャークラブの方からお話しを伺っていきました。

　もう１つはアクティブゾーン。木登りやハンター(的当て)、竹馬、綱渡り、竹ぽっくり、カモフラージュ(モノ探し)などのコーナーがあり、活動班ごとにチャレンジしていきます。学校の遊具や竹馬とは勝手がちがうので、なかなか苦戦している人もいます。森の中のふかふか・デコボコした地面に、左右のバランスがちがったりもする手作りの竹馬や竹ぽっくりは、なかなかやっかいです。それでも、みんなで声を掛け合いながら課題をクリアしていって、次のコーナーへと進んでいきます。この３日間、グループ毎に色々な活動をしてきているので、息の合った行動ができるようになってきています。

　ネイチャーラリーをたっぷりと楽しんだ後は、広い芝生広場での昼食。クラスを中心としながら、それぞれにレジャーシートを広げていきます。夏空のもと、青々と広がる芝生広場で食べるお弁当は、とってもおいしそうです。

　幸い、他の団体もおらず、広い芝生広場を湘南学園の４年生が独占していたので、昼食後は芝生広場を広々とつかって遊びの時間へ。ところが終盤に入って、空には雲が広がりはじめて突然の天気雨。みんな急いでバスへと戻っていきました。結局のところ、ほぼ予定通りの出発時刻だったのですが、最後がお天気雨だっただけに名残惜しい出発となってしまいました。帰路は渋滞などに巻き込まれず、スムーズにバスは進みました。藤沢に着いたのは、予定よりも若干早い時間。サンパール前広場で解散したのがちょうど３時頃でした。

　直前の台風通過など、心配もありましたが、いざ現地に行ってみると天候に恵まれた３日間となりました。