2017 4年生 山の学校 No.8

2017年7月14日

 楽しかった山の学校が終わりました。体験したこと、感じたこと、聞いたこと、考えたこと。子どもたちの心に残っているうちに作文を書きました。3日間の活動の中で、一番心に残っていることを1つ選び、詳しく書くことにしました。ハイキングをして近くで見た富士山の色が緑だったこと(子どもたちはテレビで見た、水色と白色をイメージしていたようです)。コウモリ穴の中の寒さに驚いたこと。樹海トレッキングで森のエビフライやキノコを見つけたこと。陣馬の滝の水の冷たさとつかまえたニジマスがおいしかったこと。全員で行ったキャンプファイヤーが心に残ったこと。河口湖の散策でネッシーを見つけたこと(!)。ネイチャーラリーで友達と協力してゲームを進めたことなどなど。子どもたちが学び、発見し、感じたことがとてもよく伝わる「作文」になりました。

 普段の学校生活では、なかなか体験することのできないことを体験できる宿泊行事。集団でのマナーやルールなど生活面のこと、富士山という雄大な自然のすばらしさ、自然の中で遊ぶ楽しさ、仲間と協力することなど、多くのことを学びました。今回学んだことを生かして、2学期もさらに学びを深めていきます。友達との関係性を深めながら、もう一回り大きく成長していきましょう。
 
 

  「楽しかったネイチャーラリー」

 山の学校の3日目は、野鳥の森でネイチャーラリーをしました。
 最初に、竹馬をしました。高さがあまりなかったので、わたしはもっと高かったらいいのになぁと思いました。みんなはむずかしそうでしたが、わたしは竹馬がとくいなので、すごくかんたんでした。
 次に、つなわたりをしました。J君が、
「こんなのかんたんだよ。」
と、言っていて、わたしもかんたんだと思いました。でも、やってみると足がブルブルふるえてすごくむずかしかったです。みんなは全然進めていませんでした。
 それから、ハンターをしました。ハンターは5発しかうてなくて、わたしはおしいところまでいくのですが、的の後ろの木ばかり当たって、1発も当てられませんでした。J君はすごいうまくて、
「アメリカで本物を使ったことがあるんだー。」
と、自まんしていました。ほとんど当たっていて百発百中でした。
 その後、竹ぽっくりをしました。みんなは、ようち園でやったことがあるそうですが、わたしは初めてでした。その場で練習してみると、石が多かったので、つまずいて、なかなかむずかしかったです。わたしは、
「竹ぽっくりより竹馬の方がかんたん」
と、言ったら、Aちゃんたちが、
「竹ぽっくりの方がかんたんだよ。」
と言いました。でも、よーいドンと本番やってみると、みんなは石につまずいて、わたしが一番に終わりました。
 そして、カモフラージュをしました。カモフラージュは、ひもでかこった中にプラスチックでできたものや、ゴミを10こ見つけるというゲームです。Aちゃんは、見つけた物を紙に書く係で、他の4人で見つけました。HちゃんとJ君はたくさん見つけていましたが、わたしは1こも見つけられませんでした。
 それから、木登りをしました。木登りができる木は2本あって、わたしのはんは こんでたけど、えだが多い方の木にしました。木のえだのところに、すずがぶらさがっていて、そのすずを足で鳴らすとなんい度が高いそうですが、わたしは足ではとどかなかったので、手で鳴らしました。最後、えだにぶらさがって着地する時、
「半ひねりしてっ。」
と、木登りの人が言ったので、半ひねりしながら着地しました。H君は少しこわそうでした。
 その後、じゅ海自然かんさつをしました。じゅ海自然かんさつは、問題が4つ書いてあって、その問題の答えをじゅ海の中にいる人にヒントを聞いて答えを出すというゲームです。第1問は「池の中や池のまわりにいる生き物を3つさがす」という問題でした。するとJ君が、
「おたまじゃくしがいるよ。」
と言いました。わたしは、
「アメンボがいるけど他にはいなくない。」
と言ったら、Aちゃんが、
「池の周りもいいなら、ありでいいじゃん。」
と言ったので、カードにおたまじゃくし、アメンボ、アリと書きました。そして、次の第2問の前に第3問をやりました。第3問は、「細かい穴がある岩を見つけ、その理由を考える」という問題でした。岩の近くにいた人が、
「ガスがぬけた時にできたのがこの小さな穴なんですよ。」
と言っていたので、カードに空気がぬけた時にできたと書きました。そして、第2問は、「じゅ海のひみつをさがす。」という問題でした。じゅ海かんさつの人が、
「じゅ海はわかい森なんです。」
と言っていたので、カードにわかい森と書きました。第4問は、「見つけた花の色を書く」という問題でした。カードに、赤やむらさきなど見つけた花の色を全部書いていきました。そして、もどったらちょうど
「ピーーーー。」
と鳴ったので、集まりました。わたしのはんは、ちょうど全部終わりましたが、わたしは木登りなどはもう一度やりたかったです。でも、とても楽しかったです。