小田急安全指導

2013年9月11日

小田急線の運転手さん、車掌さんを湘南学園小学校にお迎えして、1年生2年生に向けた電車の安全運行に関わるお話を伺いました。
 
最初に、運転手さんたちのあいさつ「敬礼」の仕方を習って、かっこよくスタート。小田急線でどんな電車がどんな路線を走っているのか、画像を交えて詳しい解説がありました。電車好きの子どもたちから、「あの電車知っている!」「見たことある!」と、あちこちから声が上がっていました。
 
続いて、電車の安全運行のために、運転手さんたちがどんなに神経を使っているかのお話を聞きました。線路に置き石などがあると、急ブレーキでお客さんがけがをしたり、線路や車両点検でダイヤが大幅に乱れたり、警察や学校にまで影響が及ぶことをわかりやすく示したオリジナルのビデオ(実は、出演者はみんな小田急の職員の方なのだそうです!)も上映していただきました。実際に電車を運転している方がマイクを持って子どもたちに体験談を話してくださるので、子どもたちの受け止めも真剣そのもの。ちょっとしたイタズラ心が、たいへんな結果につながるのだということを、よくわかったようでした。


最後の質問コーナーでは、最近の地震や大雨の記憶が生々しかったせいか、緊急時に電車がどうなるか、低学年とは思えないような質問が次々と出されました。ひとつひとつの質問に運転手さんや車掌さんがていねいに答えてくださいました。どのお答えも、乗客の皆さんの安全を第一に考えてお仕事をされていることが伝わってきました。最後もビシッと敬礼のあいさつをして、みんなでお礼の気持ちを伝えました。

普段からお世話になっている小田急線が、子どもたちにとってますます身近に感じられた安全教室でした。