6年 『哲学』の授業

2013年9月18日

6年生は総合の時間に、全3回シリーズで「子ども哲学」の授業を行っています。
ゲストティーチャーとして、立教大学文学部教育学科教授の河野哲也先生、arda coda(子ども哲学)インストラクターの川辺洋平先生をお迎えしました。また、立教大学の学生の方々、川辺先生の知人の方々にもお手伝いいただきました。

前回の授業では、哲学対話の方法「相互問答法」を体験したあと、一人一人が次回話し合いたいテーマを考えておくことになっていました。今回は、先週出された一人一人の意見を「クラスで話し合いたいテーマ」として一つに絞っていくことになりました。これもまた、哲学対話らしくファシリテーター(河野先生)の進行により、みんなで話し合いをしながら決めていくのです。

それぞれの意見に対して、河野先生が丁寧に質問を重ねていくと、発言する子の考えも、聞いている子の考えも少しづつ深まっていきました。ここで重要なことは、発言者が話すことを否定したり、反論するのではなく、なぜそう考えるのかをゆっくり、しっかり聞いてあげることだそうです。一人一人の意見を大切にしながら考えを出し合い、深め合っていくのです。

そんな話し合いの中、決まったテーマは、次のようになりました。
 
あしがら組「自由とは?」
たんざわ組「どの様な時にどの様な感情が生まれるか」
あまぎ組 「はげるとなぜ笑われるのか(気にする人と気にしない人がいるのはなぜ)」
 
次回の授業がどんな展開になるのか、今からとても楽しみです。