1年生 糸つむぎ
2019年2月15日
1年生 「たぬきの糸車」特別授業
1年生の国語の教科書に「たぬきの糸車」というお話があります。
ある山奥の一軒家でわなにかかったたぬき。おかみさんは、いたずらもんだけどかわいいたぬきだったので、にがしてあげました。その恩返しとして、冬の間に、たぬきが糸をつむいで、おかみさんにお礼をするのでした。
そんな話の中に出てくる糸車。「キーカラカラ キーカラカラ キークルクル キークルクル」
その世界観を子ども達に味わって欲しいと思い、糸車の特別授業をしました。
糸車をお持ちの糸井さんが講師として来校して下さいました。
綿花の出来方。そこから綿をつんで、糸をつむこと。
そして、実際に糸をつむいでくれました。
簡単そうに見えるけど、ねじって、のばして、まわして。
ただ引っ張るだけでは、切れてしまいます。ねじりながら引っ張っていくこと。
引っ張りすぎないように、ねじりすぎないように。
糸になった瞬間には、感動がありました。
子ども達の目も、くるりくるりとまわっていました。
物語の世界観にどっぷりと浸り、たぬきのやった恩返しを体験することが出来ました。