5年生「雪の学校」NO.2(2019年度)

2020年1月22日

越後湯沢駅からは、ほくほく線に乗り換えです。まつだい駅まで、貸切の特別電車に乗りながら、一面の雪の野原、深い山々の間を抜けながら進みます。車窓から見える景色は、真っ白というわけではありませんでした。しかし、昨日から降りはじめたという雪。この雪の学校に合わせて、神様が用意してくれたのでしょう。

電車が好きな子どもたちは、運転手さんの後ろから進行方向の景色を楽しみます。白銀の世界を進む、みんなを乗せた電車。通り過ぎていく駅駅で鳴らす可愛らしい警笛の音。湘南とは違う世界を味わいました。

そして、まつだい駅では、まつだいのみなさんのお出迎え。心が温かくなりました。宿舎である「雲海」には予定通りの時間に到着。入村式では係の子どもたちが司会やあいさつをしたり、雲海の方からあいさつと説明がありました。宿舎の方からは、「雪の世界を楽しんでください」とお話がありました。

そして、待ちに待った雪遊び。今回は、松之山のスキー場へ移動して雪遊びです。

スキー場の方が、私たちのために遊び場所を作ってくれました。ここは、みんなが日常を過ごす湘南とは別世界。さっそく雪遊びがはじまると、みんな大興奮! ゲレンデに、昨夜降った柔らかい新雪が敷き詰められています。新雪は心地よく、子供たちは喜んで触っていました。

そり遊び、雪合戦と思い思いに子どもたちは取り組みます。雪は例年より少ないですが、それでも、神奈川とは違います。雪合戦はいろいろな場所で局地戦がはじまり、なかには先生たちに戦いを挑んでいる子どもたちもいました。

実は、活動には元の方々が安全面で見守ってくださったり、チューブ滑りで順番を整理してくださったりと、力をお借りすることができました。大変ありがたいことです。普段はできない雪国での遊びを十分に堪能することができました。