「今、9才を生きる君たちへ」

2019年2月20日

「昔の暮らし」を調べている3年生に、「今から60年前のくらし」についてのお話を、松下義一(よしかず)先生の特別授業として、紹介していただきました。昭和33年頃に3年生(9才)だったそうで、①テレビ・ジプシー時代、②紙しばい ③てっぽうごっこ ④ちゃんばらごっこ ⑤カンケリ ⑥馬のり ⑦竹うま ⑧ベーゴマ ⑨だがしや ⑩ままごと ⑪リリアンなど、懐かしい話がありました。

お話の内容は、
・テレビは昭和39年(1964年)の東京オリンピック前に購入する家があったが、とても高価な品物なので買えないので、近所のテレビのあるお家に子どもも大人も集まって見ていたこと。

・「紙芝居やさん」が自転車で公園にやってきて、カネやラッパを鳴らすことが「始まるよ」の合図となり子どもが集まってきて、今でいう読み聞かせをしてくれたこと。

・「アイスキャンディ屋さん」が手作りのアイスを売りにきてくれたので、5円をもって買いに行ったこと。

・野原(芝生)で友だちと暗くなるまで遊んだこと。

・五右衛門風呂に入ったこと。銭湯の思い出。薪でご飯を炊いたり、お風呂を沸かしたり。

次から次へお話が出てきましたから、授業後に子どもたちにどう思ったのかをインタビューしてみました。

●今はおもちゃなど売っていないけれど、弓矢など自分たちで作れていいなぁと思いました。今より昔の方が子どもの数が多かったことが分かりました。
●昔のくらしのことを想像すると、「行って見たい」「原っぱで遊んでみたい」「今は空き地がないなぁ」「駄菓子屋に行ってみたい」と思いました。
●今と違うものが、いっぱいあって、昔の方がいいなぁ。昔の駄菓子屋さんは安くていいなぁ。
●昔の大変さがわかった。洗濯機がないので、自分でたらいに水をはって洗濯したこと。この前、社会の時間に洗濯板を使って洗濯したら、手が痛くて、真っ赤になってしまったことを思い出しました。すごく寒くて手が痛かった。洗濯した後の水が濁っていたので、どれほど汚れているかがわかりました。
●昔は、ゲームがないので紙風船で遊んでいたというので、健康にいいかもしれない。子どもがいっぱい走り回っている時代、昔の時代に入ってみたいです。
●竹馬などの遊び道具を、自分たちで作っていたことが凄い。今度、おばあちゃんに聞いてみようと思う。
●昔のことをいっぱい教えていただいて楽しかった。昔は、色々な遊び道具があって面白かったと思う。特にてっぽう・ベーゴマで遊んでみたい。ぼっとん便所には驚きました。
●今だと新しいゲームになってしまうので、昔の時代に入ってみたいです。昔は今より大変だけど、毎日違う遊びをやっていたので楽しそう。

松下先生が、駄菓子をたくさん持ってきて、子どもたちに見せながら紹介してくださいました。東京の駄菓子屋へ行くなど、色々な所から買い集めてきたそうです。おじいさん・おばあさんが子どもだった頃のお話を聞くと、それなりに面白い時代であったことを発見したようで、「昔の世界に行ってみたい」との感想が多くありました。