【アフアク】子ども哲学対話
今日は子どもたちと一緒に、正解のない問いを考える「哲学対話」という活動を行いました。
哲学対話は正解を出すことが目的ではありません。
答えのない問いを考える中で自分自身の考えを深めたり、お友だちの意見をしっかり聞く姿勢などを身につけます。
ヨーロッパの教育でもよく取り入れられているという哲学対話。
今回はアフタースクールの子どもたちも初挑戦です。
まずは心と体のウォーミングアップ!
体をほぐしながら対話に必要なリラックスした雰囲気を作ります。
子どもたちの緊張もほぐれたところで、準備万端です。
普段、疑問に感じている問いを引き出し、対話のテーマを決定します。
子どもたちからでたアイディアを一部紹介します。
「人はなぜ戦争をするのか」
「天国と地獄はあるのか」
「犬はワンちゃんというのに、なんで猫はニャーちゃんじゃないのか」
「人はなぜ存在するのか」
大人では思いつかないような問いも沢山あり、すごいなぁと感心です。
最終的に選ばれたのは「無とは何か」というテーマ。
グループになって話し合いました。
ボールを持った人が発言し、他の子はしっかりと意見を聞きます。
ここまでくると、大人が介入する場面はほとんどありません。
子どもたちが自分たちで問いを広げ、哲学してくれます。
「無は真っ白だと思う」
「いや、黒じゃない??」
「人によって違うんだよ!」
「無なんだから、色なんてないんじゃない?」
面白い意見が沢山出ました!
哲学対話では1つの正解があるわけではありません。
考えていく中で子どもたちの頭の中にたくさんの変化が起きていくのが哲学対話の面白さです。
また機会があれば、ぜひみんなで哲学をしましょう!