【お預かり】避難訓練(11月)

2018年12月7日

今年度2回目の実施。二日間連続での避難訓練です。

【1日目】

今回のテーマは、緊急地震速報が鳴った時の初動訓練です。
人は、災害などで目の前に危険が迫っていても、「自分は大丈夫」「まだ大丈夫」「どうせ大したことない」などと考えてしまう心理的な傾向があることを、先日スタッフで共有をしました。

地震が来る前の数秒~数十秒の間に、何が出来るのか、どんな動きをしたらいいのか、「固まって動けなかった」ということがないよう訓練を行います。

子どもたちにはいつもどおり、レゴをしたり、絵描きをしたり、本を読んだりとお部屋でゆったりと遊んでいます。

そこに、緊急地震速報!!

速やかに遊びをやめて、部屋の中心部に集まります。

子どもを守るスタッフもいれば、避難経路の確保に動く人・倒れてきそうなものを押さえる人・救急バックと携帯を持つ人など周りの動きも実践します。

しばらく待機し、ヘルメットを装着して人数の確認。

まずは大人から装着し、上級生から装着。出来た子は、下級生のお手伝いをお願いしています。

「本当に?!」「あの子、一人で塾に行ったけど大丈夫かな?」そんな声が聞こえている中、ヘルメットの装着・整列・点呼・人数確認まで3分で行うことができました。

緊急地震速報が鳴った時、どうしようって固まっちゃった人?怖かったひと?

素直に手を挙げてくれます。

地震には、突然揺れるものもあれば緊急地震速報が鳴った後に揺れるものがあることを話し、随伴中に速報が来たら?一人で帰っている時だったら?電車に乗る前だったら?いざという時に動けるための訓練をする必要があると伝えます。

日頃からアフターにはルールがありますが、いざという時にみんなを守る為のルール(レゴを広げすぎると中央にみんなが集まれない)(上履きを出しっぱなしにしていると、誰のかわからなくなる)(移動の時には必ず点呼をする)だということ、そしてスタッフが必ずみんなを守ることを伝えて、避難訓練を終えました。

【2日目】

今日は、地下1階小ホールで遊んでいた際に、1階給湯室から火災があった時に、裏階段から避難する訓練を行いました。

先日のロングミーティング時に確認した、普段使用していない裏階段を使用した経路で避難いたします。

「火事です!スタッフのいるところに集まって!!」

アフタースクールでは、移動する前に、点呼を必ず行い大人だけでなく子どもたちにも何人いるかを確認しています。
全員いることを確認したら、早速避難開始!

煙が充満しているかもしれないので、ハンカチで口を押えながら移動します。


「落ち着いて」「大丈夫だからね」大人が声かけします。

無事に全員が避難できました。
「備えあれば憂いなし」
どんな状況でも、どんな子どもたちやスタッフでも、いざというときに行動できるようこれからも実施していきます。