【スペシャル】サイレントワールド
音のない世界を想像できますか?
今日のスペシャルプログラムは先生に聴覚障害をお持ちの牧野奈子さんをお招きして
「耳が聞こえない、聞こえにくいってどんな感じなんだろう?」を体験しました。
まずはみんなで耳栓をしてみました! これも初めての体験です。
この教室では声をださない!耳栓を外さない!が今日のお約束!
自分の気持ちをどんな風にお友だちにつたえたらいいのかな?
口の動きや身振り手振り、ときには具体的に絵を書いたりしてもいいよね!
始めはスケッチブックに書かれた簡単な丸や三角、四角の絵をつかっての表現!
子どもたちの緊張もほぐれてきたところで…先生から
じゃあ、これは?スケッチブックにかかれていたのはおっきなお日様…
最初は戸惑っていた子どもたちも先生に導かれこんな素敵なお日様を表現してくれました…
他にも動物の特徴をジェスチャーしてあてっこしたり
お友だちの顔の表情や身振りをみて相手がなにを伝えたいのかを考えたり
怒った顔、泣いた顔そして笑った顔と表情から自分の気持を伝えたり
体をぜ~んぶつかっての表現でコミュニケーションをとりました。
聴覚障害のある方みんなが手話を使えるわけではなく
補聴器から音をひろって理解したり口の動きや身振り手振りで
コミュニケーションする時もあります。
なんだか子どもたちも...
一時間の間に体をぜ~んぶつかっての表現でコミュニケーション能力が向上!
耳の聞こえるひとにとっては当たり前のことでも、たとえば…ね
耳の聞こえないお友だちは後ろからよんでも聞こえないし
災害時などアナウンスが聞こえないので避難がおそくなってしまいます。
だから教えてくれたらすごくたすかるんだよ!と先生からのお話しではみんなすごく真剣でした。
子どもたちの表情もとっても豊かになったとおもいませんか?
プログラムを終えて子どもたちの感想
☆音が聴こえなくてこわかった
☆ふしぎな気持ちだった
☆話しをしたくなった
☆手話が知りたくなった
どんな相手でも、その相手に合わせたコミュニケーションが大事なんだって。
それは障害があるとかないとか、関係ないね。
今日の体験を思い出して少しでも意識をかえていってくれたら
日常生活の中で変わることがいっぱいあるよね!