昔あそび

2022年1月17日

 1年生が昔あそびに興じています。例年ならば一日保護者の方々にお手伝いをお願いして活動していますが、今年度は子どもたちが担任の先生と遊んでいます。先週の土曜日は学年全体であちらこちらで楽しんでいました。
教室では、すごろくやお手玉をしていました。一番盛り上がっていたのが福笑いです。周りで見ている子は、顔のパーツが置かれる過程を見て、どのような顔になっているかは知っているにも関わらず、目隠しを外した瞬間にみんなでゲラゲラ笑っていました。まさに福笑いです。
外では、まりつきや竹馬をしていました。ゴム跳びをやっているのを見て、小学校時代にクラスの女子たちがスカートが邪魔にならないよう工夫し器用に跳んでいたのを思い出しました。
 小ホールでは、だるま落しや竹とんぼなどをしていました。羽子板は狭い面積に羽根を当てるのが難しく、みんなでひとつの羽根を追いかけていました。(笑)
また、2年生が1年生のときに使っていた昔あそび道具を引き継いだとも聞きました。2年生が1年生教室に行って遊び方を教える活動もします。これも昔あそびの伝承でしょうと言ってよいでしょう。

5年生は明日から新潟県十日町へ「雪の学校」に行きます。現地の方々に教えてもらう昔あそび体験のプログラムがあります。昔あそびも年代や土地によって異なると思うので、子どもたちにとっては新しい体験になることでしょう。

 小学生のときに父とこんなやりとりをしたことがあります。「色々なおもちゃが売っていて羨ましいでしょ。」と僕が言うと、「昔はおもちゃも遊びも自分で工夫して作ったものだよ。」と返されました。欲しいものは自分で作る時代です。さらにこんなことも言われたことがあります。「子どもは遊ぶのが仕事。」なかなかインパクトある一言です。