児童会選挙

2022年2月9日

 毎年この時期になると、次年度の児童会三役選挙が行われます。
 5年生の各クラスから一名が名乗りを上げ、4~6年生児童の投票により執行委員長、副委員長、書記が決まります。選挙は選挙管理委員会となった児童が中心になり行われます。児童会選挙は子どもたち自身が自分たちの学校をつくるための大事な活動です。立候補者の受付のときは、選挙管理委員会の子の緊張もあり、部屋の空気がピリっとしていました。それだけ、責任を感じて仕事をしているということでしょう。
 今日は、立候補者による最終演説会が行われました。最初の演説と比べ自信に溢れた話し方が印象的でした。クラスの仲間からの応援演説もあり、各々の公約を有権者にしっかりと伝えることができました。

 ひすい組のKくんは学校行事をもっと楽しくしたいと言い、「よりよく居心地のよい学校にする。」と具体的な活動を含め伝えていました。すいしょう組のHさんは自分の体験を語りながら、「全学年が仲良く交流する学校にしたい。」と説得力ある話が印象的でした。るり組のIさんは最上級生としての自分の考えを話し、「みんなが仲良くなる学校をつくりたい。」と笑顔で訴えていました。
 この日の休み時間に投票が行われました。4~6年生は自分の考えと意志で一票を投じることが大切です。特に6年生は自分たちが卒業した後の話だからこそ、次年度の小学校のために厳正中立な立場で投票をしてほしいと思いました。投票結果は明日開示されます。どの子がどの役職になっても、しっかり務めてくれるはずです。
 僕が校長として年度始に打ち出す学校目標には、児童会三役になった児童の言葉が入っています。なぜなら、「先生と子どもが一緒に学校をつくろう!」という願いが込められているからです。
  立春が過ぎ、学校へ向かう道すがらの梅や河津桜の花冠が開き始めました。