2016年度 第3回防災訓練

2016年9月6日

 災害が起きた時、「まず自身の安全を確保する」ための判断ができることを目的に、地震発生対策として「机の下に潜る」訓練を年間を通して行い、子ども達に定着させています。
 
 今日は、今年に入り第3回目の防災避難訓練の日。朝のHR中に、相模湾沖で地震が起き、机の下に潜る訓練(津波の心配なし)をしました。
 9月は今日と27日(火)にも幼・小・中高・事務含めて全学合同防災訓練も行いますから、意識づけるには良い機会でした。9月1日「防災の日」の始業式でも話し、小学校だよりでも呼びかけ、親子でも話し合う時間を設けてくださいと伝えています。
 
 今日の朝の打ち合わせで、防災担当者からこんな話がありました。
「前回1学期に訓練を行った時の反省で、火災報知器の音で素早く机の下に潜る子どもがいたので、火災時と地震時の対応の違いについて、クラスで合わせて指導する機会としていただきたい。」とのことでした。そういえば、そうでした…。改めて、教職員で再確認しました。
 
 昨日から普通授業が始まって、今日は朝から避難訓練ですから、子ども達もなかなか大変です。考えてみると、今日はいつもより早く登校する人が多くいました。朝、登校する子ども達何人かに声を掛けて見たところ、6時15分に家を出たという人が2人、大田区と小田原から通っている人でした。6時30分・40分に家を出る人も結構いました。
 
 群馬大学の片田敏孝先生が2年前に本校に来てくださった時に、「色々な場面を想定して訓練を行ってください。」と、教えてくださいました。また、3年前に釜石の元教育長の川崎一弘先生(現:校長)が本校に来てくださった時にも同じ事を教わりました。
 
 今日の反省は、防災頭巾がなかなか袋から出せず、すぐに被れなかった子どもがいたことです。訓練後に、全教室を回ってみると、丁寧にもう一度防災頭巾のかぶり方を指導している先生がいたり、廊下の歩き方を2列で実践して専科教室へと移動したりと、先生方にも色々な気づきがあったようです。これから反省を集めて、今後に繋げていきます。