台風の時期は大忙し

2016年9月8日

 台風13号が温帯低気圧に変わり、心配していた荒天にはならず、今日の学校はいつも通り「平常授業」となりました。

 台風到来のこの時期は、毎年のことですが判断の難しさを感じます。朝4時からテレビを付け、情報をキャッチし、5時過ぎから教頭と電話で確認。そして、幼稚園園長と中高校長、学園長へ連絡という流れで動いています。

 時には、近隣の私立小学校の校長・教頭間でも確認することもあります。今回は、昨日のうちに近隣の私立小学校と情報交換をしていました。公立小の多くが休校にしていましたが、朝のニュースを聞いて、小学生(6~12才)の発達段階を頭に入れての判断が要求されますから、今日は朝から大忙しでした。

 今日も当番の先生が、朝から藤沢駅・鵠沼海岸駅・踏切・江ノ電鵠沼駅で指導してくれています。今日みたいな日は、子ども達も先生の顔を見て、ホッとするんだろうな~と思いながら、私も朝からピロティでみんなの登校を待っていました。
 
(以下、T=Teacher、C=Child)
C:「先生、スカートがビッショリ濡れたよ~。」
  と、2人の女の子が教えてくれました。

T:「どこから来たの?」

C:「鎌倉だよ。鎌倉は、黒い雲がやってきて、ちょうど降ったんだよ。他の所は大丈夫だったよ。」

C:「葉山も大丈夫です。」
 「小田原も大丈夫です。」
 「川崎も大丈夫です。」
 「鶴川も大丈夫です。」

 各地域の情報を子ども達が教えてくれます。
 

 今日も子ども達は、「暑いよ~。」と、言いながら男の子も女の子も小グラウンド・大グラウンドに飛び出し、元気に遊んでいます。みんなが元気に登校できて良かった…。
 同じように「おはようございます。」と挨拶をしても、昨日と今日は違うなと感じた一日の始まりでした。
 
 そんな中、2年生は朝から「郵便局見学」(校外学習)へ出掛けていきました。

「行ってきまーす。」
「校長先生、行ってくるね。見送りありがとう。」
と、元気に手を振りながら、担任の先生に付いて元気に出掛けていきました。

「いってらっしゃい。しっかり学んできてね」
と、私も声を掛けながら、『子ども達は今日も元気です』と、お伝えしたくなりました。