スコール後の虹と「援助費企画」に参加して
朝7時20分、外を見ると、6年生の女の子が傘も差さずにずぶ濡れで、正門へ早足で向かっているではありませんか。「あっ」と思い、バスタオルの入った箱を持って、早めに正門を開けました。
T:「大丈夫? 大変だったね…。」
(以下、T=Teacher、C=Child)
女の子は、お友だちの傘の中に。傘がなくそのまま立っている子どももいました。
T:「タオルあるよ。」
C:「先生、タオル…助かる~。途中、雨宿りするところもなく、とにかく学校に来るしかなかったよ。ありがとう。」
と、素直にお礼を伝えてくれました。そして急いで一木門に行くと、男の子2人が同じように立っていました。スコールのような激しい雨で、あっという間に辺り一面が水たまり状態です。小グラウンドも今日は使えません。
C:「あーあ…。」
と、小グラウンドを見ながら、残念という言葉を飲み込み、がっかりする子ども達。そんな中、
C:「虹が出ていたよ。」
と、子ども達が教えてくれました。
朝からの突然の雨でしたが、虹を見て少し救われた気持ちになりました。
朝、4年生の子どもが、
「校長先生、今日の10時からアリーナの3階の会議室で援助費企画やるよ。」
と、教えに来てくれました。
明日が「入試説明会」で、とにかく忙しいけど、絶対に伺おうと思いました。参加されている保護者の皆さまの邪魔にならないように、一番後ろの席にそっと座り、目立たないように聞いていました。
NPO子育て学協会による、
「~小学生からの育ち合い~その子らしさと意欲を伸ばそう~」
をテーマにした『子育て学講座』。
「子育てに関することは、誰も教えてくれない。」から始まった講座は、色々なところに呼びかけとヒントがありました。
・発達予防学、子育て学講座とは…。
・なぜ不登校になるのか?なぜ家庭内暴力がおきるのか?
・小学生時代は先生方からの学びが多くなる。家庭でできることをやりましょう。
・小学生になるまでにできるようにすることは。
・子どもの基盤づくり
・先生との接し方
・母親の心の安定について
チャレンジワークも使い、参加者同士で話し合ったり、あの手この手で我が子について立ち止まって考える良い機会となりました。そして、なんと言っても凄いことは、本校の保護者が講師を務めているということ。また、小学校4年生の保護者の気持ちで参加できたことも貴重なことでした。
最後の方で「校長先生が来てくださっています。一言を。」と紹介され・・・どうやら見つかっていたようです。
今日は、保護者の皆さまから学ばせていただきました。ありがとうございました。
最後に、明日は「入試説明会」があります。10月の入試についての説明を行います。
是非、ご参加ください。