PTA教育文化事業 ~影絵劇「長靴をはいたねこ」「星の王子様」鑑賞~

2016年12月19日

 PTA教育文化事業として、今日は「影絵劇」鑑賞を全校で楽しみました。演目は1~3年生は『長靴をはいたねこ』、4~6年生は『星の王子様』。「劇団かかし座」さんによる影絵劇です。
 
 最初にトリ・フクロウの「手影絵」にみんなで挑戦!!3名の代表と先生に出てきてもらい、実際にスクリーンで手影絵を映し出してみたり。太陽の光や懐中電灯の光でもできますよ、と教えてもらいました。映像では、実際に鳥、カニ、フクロウ、牛、ウズラ、ゴリラ、ゾウ、ネズミ…などの手影絵が披露され、多くの生き物が登場しました。『長靴をはいたねこ』を見た低学年は、「ワッセワッセ…」、ねこが早足で歩くシーンでも大きな笑いがおきました。また“あなたさえ良ければ結婚してください。”のシーンで結婚にピンときた人から「ヒェー」と、どよめきがおきるなど低学年ならではの反応もあり、時に笑いが起きました。
 
低学年に感想を聞いて見ました。
・「ねこが結構やり手だった…。」
・「この話、知っていたけど、劇を見たらもっとよく分かった。」
・「手遊びを教えてくれて良かった。」
・「最初に出てきた動物は可愛かったけど、ライオンが出てきた時から怖くなった。」
・「ゴリラが一番怖かった。目が赤くて驚いた。」
・「人食い鬼めちゃ怖かったけど、楽しかった~。」
・「面白いところと怖いところもあった。」
・「ネコがネズミを食べるところ、知っていたからハラハラしたよ。」
 

 『星の王子さま』のお話は、サハラ砂漠に不時着した飛行士の前に小さな王子様が現れる場面から始まります。王子様は自分の星を出て色々な星を巡り、最後に地球にやってきたのでした。

 その地球で王子様はキツネと友達になります。キツネに「星に残してきた花は、この世に一つしかないかけがえのない花だ」と教えられた王子さまは、その花のために帰る決心をします。「大切なことは目に見えないんだよ」と飛行士に言い残すと、ヘビの助けを借りて自分の星へと帰って行きます。
 
 高学年からは、
・「本編というより細かい設定が凄い。」
・「難しい話だったけど、技が色々あり、勉強になった。」
とのこと。
 
 開始前に、かかし座さんの舞台裏を見せていただきました。垂れ幕・両サイドの絵の美術作品にも感激。歌・泣き声・劇・音響・絵…。まるでマジックショーでも見ているかのように、次から次に場面が変わるシーンは実にお見事。川井学園長先生もいらして、子どもたちの楽しんでいる様子をご覧になり「鑑賞教室、なかなかいいですね。」とのお言葉がありました。
 
 PTA行事費・教育文化事業は、お父さん・お母さんからのプレゼントです。楽しい一日となりました。ありがとうございました。