児童会三役選挙に向けて ~ニュースタイム~

2017年2月8日

 低学年のみなさんは、保健委員や図書委員のお兄さんやお姉さんによくお世話になっています。その他にも学校には様々な委員会があり、みなさんの学校生活を、高学年のお兄さんやお姉さんがささえています。
 
 今朝のニュースタイムは、「児童会三役選挙」について選挙管理委員会よりお知らせがありました。そこで私は、2年生のクラスに入り、子どもたちと一緒にその様子を映像で見ていました。

 子どもたちの「児童会三役選挙」とは、来年6年生となる5年生の中から、3名の代表を選ぶ大切な行事です。この児童会三役選挙で選ばれる3名は、様々な委員会を束ねる代表になり、湘南学園小学校をよりよくしていくために『先頭に立って』活動していくことになります。選挙管理委員の方からの紹介があり、立候補者の姿が画面に登場すると、

「あっ、このお兄ちゃん知っている。○○ちゃんだ。」
「俺も知っている。」
「俺の知り合いだよ。」
「この前一緒に遊んだ。」
など、知り合いであることをアピールするかのように、クラスの中が一瞬賑やかになる場面もありました。
 
 準備が整い演説が始まると、2年生の子どもたちも話の内容を良く聞いていました。3名の立候補者からのお話。最初は自己紹介。趣味のサッカーやギターの話。そして自分の考えを主張。

「僕は3つのことを考えています。1つめは学校を楽しくするために…。2つめは…。3つめは…。」

 『どのような湘南学園小学校にしていきたいのか、それぞれが目指すことは何か』などについてもわかりやすく、順序立て話してくれました。3人とも、堂々とした話しぶりで感心しました。3人の人がらを知るには絶好の機会でした。
 
・今より楽しめる学校に
・爽やかな笑顔で楽しめる学校に
・ハッピーになれる
・守衛さんや駅員さんにもあいさつを
・行事への協力
・皆さんの意見をもっと取り入れて
・安心安全
・ドッジボール以外のことも
・雨の日の過ごし方
・怪我を少なくするための話合いの必要性

など、子どもたちから見た学校の問題点も指摘され、厳しめの学校評価として受け取りました。このように、前向きな発言があり、声が出ることが立派ですし、とても嬉しく思いました。我々、教職員も子どもたちの声に耳を傾け、一緒に一歩前へ進んでいく覚悟です。
 
 立候補した人の演説は、政見放送と街頭演説、立候補者演説会の計3回あります。街頭演説会は1年生から聞くことができるので、5年後の自分の姿がそこにあるかも知れません。

 投票することができるのは、4年生、5年生、6年生ですが、それ以外の学年のみなさんも、積極的に演説会に足を運んでみてくださいね。