1・2年生と6年の関係 ~応援練習~

2017年9月12日

 今週の予定表をピロティに掲示していますので、登校してきた子どもたちが掲示を見て、まずは今日の予定を確認しています。
 
 「今日は、応援の練習と高学年選手選抜リレーの練習があるよ」と、友達同士で声に出し合ったり、「○○さんに教えてあげよう」と言って、足早に教室に向かう子がいたりします。掲示の前で立ち止まることで、今日一日のスケジュールを確認し、子どもなりに組み立てているように感じています。
 
 今朝の応援練習は、6年生の活躍の場となりました。1・2・6年生の「朝のモジュール」国語の前半を応援練習に変更。6年生と応援団員が10分刻みで2年生・1年生の教室に行って、応援歌を教えることになっていました。

 6年生が2年生の教室に入ると、2年生がとても小さく感じられ、6年生の成長をグッと感じた瞬間でした。1年生教室では尚更。お兄さん・お姉さんのリードにビックリしている1・2年生。子どもたちはジッとして目をキョロキョロしています。クラスの中ではやんちゃな1・2年生もお兄さんやお姉さんの前ではおとなしいものでした。
 
 6年生の団長が引っ張り、応援団員が団長を支え、先生方が上手くフォローしています。1対1、1対2、1対小集団対応の場面もありました。
 
 「こうだよ」と言っては優しく教えてくれるお姉さん。「僕のマネをするよ」と、そっと呼びかけ、手振りで見本を見せてくれるお兄さん。勉強している時の顔とは違う一面が見てとれました。温かい雰囲気が教室中に漂って、何ともいい時間です。6年生が1年生の時にやってもらったように、今度は6年生が1年生にやってあげているのでしょう。恩返しのように。