梅雨明け ~平尾昌晃さんを偲んで~

2018年6月29日

 6月に梅雨明けとはあまり聞いたことがなかったので驚きます。今朝の雲は、風に乗ってすごい速さで流れていましたから、子どもたちは雲の流ればかりを目で追っていました。
「すごい速さで雲が流れているよ」
「あっ、晴れた。あっ、くもった」
「風に乗って、雲が進んでいるよ」
「『半分、青い』みたい」
と、朝ドラを録画して見ているのでしょうか。ピタッと話が合いました。

 梅雨は、しとしとと雨が長い期間続いて降るため、湿度がとても高くカビ(黴)が生えやすいことから「黴」と「雨」と書いて「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、同じ音の「梅雨」になったという説、この時期は梅の実が熟す頃だから梅雨という説、毎日の毎(まい)を使って「梅」(うめ)という字が当てられたという説などがあるようです。

 昼過ぎに梅雨明けの情報が入りました。調べてみると、早くも梅雨明けした関東甲信です。雲画像でも関東甲信の周辺だけすっかり雲がありませんので、強い日差しが照り付け、梅雨明けとなったようです。「関東甲信」は、東京都、栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県とのこと。

 夏空が広がった今日、気温も30度近くあり、熱気が残って6時間目のクラブ活動は子どもたちも汗だくでした。水分補給をして一休憩している子どもと話していたら、平尾昌晃音楽事務所のマネージャーさんが小グラにいました。故、平尾昌晃さんと仲の良かった皆さんもいらしたので、「こんにちは」と声をかけ近づくと、大きなカメラで撮影中。湘南学園は、歌手の平尾昌晃さんの母校ですから、8月11日(土)「BS朝日」19:00~20:45「ザ・ドキュメンタリー」「平尾昌晃」さん特集で湘南学園と関係者を撮影したものも放送されるとのことでした。平尾さんの同級生と挨拶を交わし、放送日を書いた紙をいただき、平尾いさむ→きんや→昌章→昌晃と名前が変わった話で盛り上がりました。今日の校長日記でも宣伝していいとのこと、速報ですね。
 
 撮影が終わり、家に向かう子どもたちの足取りが重そうでしたので、鵠沼海岸駅まで下校指導に行きました。
「校長先生が、下校指導とは」
「先生方は、会議していますので、先生が来ました」
と、子どもたちと「さよなら」の挨拶を交わしたら、元気をいただきました。

 もうすぐ「七夕」。七夕といえば、2016年に平塚で行われた『七夕まつり前日祭』でのチャリティーコンサートを思い出します。湘南学園OBである作曲家・歌手の平尾昌晃さんから
「僕の母校である湘南学園の合唱部のみんなが来てくれました。」
と紹介され、中高合唱部もステージで共演。同窓会・後援会の縁の下の力持ちにより、コンサートも大成功。懐かしくなります。