たいいく表現まつり 校長の話

2018年10月6日

今日は「君たち一人ひとりが主人公」でした。皆さん、今日はよく頑張りました。
そして、今日まで、よく頑張っていました。「疲れた」「校長先生、頑張っているから見ててね」と、言いながらもよく練習しましたね。
 
「表現の部」では、
【1】「日本の伝統の重み」、湘南学園小学校の「民舞の伝統」の重みを感じ、「伝統」がライバルでした。「伝統」に近づくこと、「伝統」を超えることはなかなか大変なことだと気づきました。今日、皆さんは伝統を「守り」、伝統を「伝え」ることを頑張ってくれました。
 
●1年生の「湘南エイサー」。
今年入学した1年生がサージを巻いて、小さな身体全体を大きく使って、踊りました。立派でしたよ。
 
●2年生の「湘南花笠音頭」。
山形県に行って、本場の「花笠パレード」を見ている気分になりました。おおきな花笠を、身体の前でクルリと回し、一つひとつの決めポーズもバッチリでした。
 
●3年生の「湘南はねこ」。
2本の扇を使っての踊りは、なかなか難しいものです。足のステップ・足の動きも軽やかで、扇さばきもお見事、視線まで揃っていました。
 
●4年生の「湘南七頭舞」は剣の踊りです。
自分で太刀を作り・磨き・切り合いは、真剣勝負でした。太鼓の音だけを聴いて踊るのですから、大したものです。
 
●5年生の「湘南御神楽」
御神楽は、「豊作」を祈ることと「雨ごい」の踊りです。雨よ降れ振れという踊りですが、今日は5年生が一所懸命踊ってくれた想いが天に届き、見事晴れました。ありがとう5年生。
 
●そして6年生の「湘南ソーラン節」
最後の最後で踏ん張りを見せてくれました。
最後の2日間で「カモメ」と「ろこぎ」を猛特訓。何度も何度も跳んで、つま先まで伸ばすために足の親指に力を込めて、繰り返し練習しました。どうなってしまうのだろうと途中で心配もしましたが、よくやり切ったと思います。素晴らしかったです。
 
 
【2】クラス・学年・各色で一つのものを創り上げるために、一人でも頑張り、みんなとも頑張る体験をしました。
 
皆さんは、世界で活躍する子どもたちです。
「強い気持ち」をしっかり持って、日本の良さ・日本の踊り・農民の願い・漁民の願いなどしっかり受け継いで、伝えていくことです。今日は、来場の皆様に「日本の踊り」「湘南学園小学校の伝統の踊り」を伝えることができたのではないでしょうか。
 
 
【3】「踊ってよし・走ってよし・(みんなと)力を合わせてよし」
 
「運動の部」では、皆さんの一所懸命な姿、歯を食いしばって走る姿、応援の歌、そして「最後まであきらめない姿」に感動しました。立派でした。これだけ、大変な想いをして練習したのだから、皆さんはどんなことだってできます。応援しています。
 
 
【4】来賓・地域・保護者へのお礼
保護者の皆様にお願いがあります。子どもたちは今日まで頑張ってきました。その頑張りを「言葉にして」褒めてあげてください。
また今日は、早朝からご来臨(らいりん)いただきました来賓の皆様・地域の皆様、そして保護者の皆様、ご協力とご理解、誠にありがとうございました。感謝申し上げます。
皆様、お疲れさまでした。