SDGsについて考える

2018年10月16日

湘南学園小学校のメディアセンターにSDGsのポスターが貼ってあります。(世界の未来を変えるための17の目標)
そして絶滅危惧種などの本の紹介があり、子どもたちの足が止まります。図書の先生の工夫で、興味関心がもてるような配置にしてくださっています。

持続可能な開発目標SDGsについては、先日アフタースクールで講師の先生を招いて学びを深めたことを、朝の「ニュースタイム」で小3の子どもが全校児童に説明しました。「使った歯ブラシを集めています」「いらなくなった歯ブラシを持って来てください」と呼びかけ、ペットボトル4つ分の200本があっという間に集まったのです。そして、今も継続して、ペットボトル6つ分(各学年分)の300本を目指しています。今後はメディアの授業でも触れるなど、ますます身近になってくるはずです。

●「SDGs」って何?
2015年9月、ニューヨークの国連総会で、世界の国々はSDGsについて合意しました。この合意により貧困を終わらせ、すべての人が平等な機会を与えられ、地球環境を壊さずに、よりよい生活を送ることができる世界を目指して、世界中が努力することが約束されたのです。2016年から2030年までの15年間、世界中の国々はこのSDGsの達成に向けて取り組んでいくことになります。

●「17の目標」?
私たちが目指す世界2030年までの17の目標。はじめに2016年から15年間で全ての人々にとってより良い世界をつくるため、世界の国々の政府は、全ての人や私たちの地球にとって最も重要な目標について話し合いました。そして若者や子どもを含む、多くの人々や組織が協力し、17の持続可能な開発目標SDGsが決められました。

●「持続可能」って何?
今、自分の周りのことだけではなく、未来のみんなや地球も今みたいに暮らせるということ。

●「開発」って何?
十分に食べられなかったり、学校に行けなかったり、病気でも病院に行けなかったり、住んでいるところがとても危険だったり、暴力を振るわれたり、自由に意見が言えなかったりすることをなくして、みんなが安心して、自分の能力を十分に発揮しながら満足しながら暮らせるようにすること。
今、私たちの世界が直面している様々な問題を解決することを目指しています。しかしそのためには世界中の人々の協力が必要です。皆さんや皆さんの家族、先生、友達、皆さんの地域に暮らす人、皆さんの兄弟や姉妹の協力が必要なのです。目標達成するために何ができるかを、私たち一人ひとりが考えることがとても大切です。 一人の力は小さくても世界中の多くの人々が力を合わせればとても大きな力になるでしょう。
「子どもや若者は、この目標についてどう思いますか?」と聞くと、答えてくれる子どもたちがいます。

皆さんにとって1番大切な事は何か、
みんなの生活をより良くするためには何が必要なのか、
どのようにすればこの目標達成できるか、
現在そして未来をよく理解できるのか、ということをぜひこの機会に考えてみましょう。

できるところでスクラム組んでいきたいと思います。