学校が楽しみ〜子どもの世界〜

2018年10月25日

 朝日がキラキラとあたりを照らしてくれました。今日も朝日にパワーをいただき、気持ちの良い一日が始まります。

 昨日一昨日と小学校入試が続き、2日ぶりに子どもたちが登校してきました。
「おはようございます」の挨拶の後に続く言葉は、
T:「あれ、今日は早いですね」
「鉄棒で遊ぼうと思って、早く家を出ました」
「2日間、家でゆっくりしたので、学校が楽しみでした」
「みんなで鬼ごっこがしたいから、早く来ました」
と、自分なりの目的をもって、楽しそうに登校する子どもたちが目立ちました。

友だちとの話に夢中な子、一人で外に出てくる子、肩を組んでいる子、手をつないでいる子と色々ですが、いつのまにか「遊びの輪」が広がっていきます。朝から鬼ごっこに夢中になっている6年生もいます。無心に走り回って遊ぶ6年生の姿を見るのもいいものです。中学へ行く前の6年生の今の時期、私もサッカーに夢中になり、早朝からよく遊んでいたことを思い出します。小学生の時の記憶は1学年に1つくらいでしょうか。遊びに夢中になっていたこと、ケガをしてしまったこと、先生にきつく怒られたこと、好きだった算数の授業が成績順の席だったことなど、印象に残っているものはその程度です。夢中になったことは忘れないはず。とことん夢中になれたら、自分を褒めてあげたいものです。

 子どもたちを見ていて、子ども時代の今は貴重な時期だと思います。大人になると、ここまで無心には遊べません。「子どもらしく」、たくさん遊んでたくさん学んで、遊びの中からルールを守ったり、フェアプレイを学んだり、トラブルから考えたり、団体スポーツで仲間とともに励ましあうなど、子ども時代の「今」は、子どもでいいのです。ゆっくりと今を楽しんでほしいと思います。

 今朝もグラウンドに子どもたちが溢れていました。ドッジボールは勿論、鉄棒も大人気です。鬼ごっこや遊具の遊びを通して、子どもたちが親睦を深めています。

大人が入らない子どもたちだけの空間も大事。遊べる子は大丈夫。遊べなくなった時はSOS。

そして、中休み時間。
大グラウンドで遊ぶ子が多いことを嬉しく思いニッコリ。

続いて、休み時間終わりのチャイム。
切り替えのつかない数名の子どもたちに一喝。このまま思いっきり遊ばせてあげたいと思いながらも「急ぎなさい」「3時間目の授業が始まりますよ」と大声で呼びかけました。走り出す子どもたち。
「校長先生、また今度ノックしてください」
「はい、わかりました」