五平餅作り〜米・大豆を収穫して〜

2019年2月28日

今日はiPadを利用している授業に焦点をあてて、校舎内を巡回しました。目をひいたのは、5年生総合の授業。
4人班になり、2人一組で調べ学習に夢中になっているのです。「五平餅」のおいしそうな写真や絵が画面上に出て、机上プリントの調べ学習もはかどり、子どもたちは丁寧に書き上げています。

五平餅と言えば、NHK「半分青い」。朝の連ドラを録画して見ていましたので、五平餅には敏感です。浅草で最近ブームになり、行列ができるほど五平餅屋さんはこの冬、人気となっていました。寒い冬に、もってこいの食べ物と言えます。

「総合の授業で、何をしているの?」と聞くと、
5年生が相原農場で育てたお米と学校で育てた神奈川県の津久井在来種「大豆」を使って、何かできないかとみんなで考えたことがわかりました。家庭科で、大豆の栄養についても学んだこと、お米・大豆を収穫した喜び、預ける「命」。もちろんお世話になった「相原さんにも感謝して、みんなで「米」や「大豆」の加工をしましょう」と決まったそうです。
学年全体で票数の多かった「五平餅」を学年全体で作ること、味付けは家庭科で作った「味噌」、みんなで「きな粉」をひくそうです。

そのために、今日はグループごとに「五平餅」を作るためのレシピを考えたり、調べたり。タレのアレンジ・お米を炊く水の量・形などによって、オリジナルに仕上がるだろうと予想していました。

石臼を学校で買ったので、3月2日(土)に石臼を使って黄な粉を作るとのことです。
「半分青い」というドラマの中で出てきた五平餅ってどんな餅? この学年はたいいく表現まつりで「半分タイヤ、半分いげた」という種目名に合わせて、「半分お米、半分大豆」をやりますというのです。
「五平餅、食べたことがないから食べたい」という声が上がり、家庭科の授業の中で取り組むことになったと、嬉しそうに教えてくれた子もいました。楽しみですね。

2月最後の日となりました。この2月は、寒さが厳しい中、子どもたちが前を向いて学校に来る様子に心打たれる月でした。
明日から3月。景色がちょっと違って見えてくるのかもしれません。