東日本大震災から8年 〜子どもの願い〜②

2019年3月12日

 皆さんが書いている「松ぼっくり」(子どもたちが毎年書いている作文集)を先生は読んでいます。当時10歳だった本校の子どもが「願い」を書いていたその子は、現在18歳。大学生になっていると思います。紹介します。

「頑張ろう東北」

 3月11日、日本が大きく変わり果てた。東日本大震災。大地震、大津波。
考えるだけで怖いことが日本に襲いかかりました。

 私の祖父母は宮城県仙台市に住んでいます。もちろん地震には襲われましたが、家が高台の方にあったので、津波からは免れました。けれど水、電気、ガスはすぐに復旧しなかったため、とても不自由をしていました。

 私は夏休みに、津波で被災した所を訪れました。その光景はテレビで見て想像していた惨状をはるかに超えました。一言で言うと「何もない」です。見ているだけで怖かったです。
 
まだまだ大変ですが被災した方々が一日でも早く前と同じ、いえ、前よりももっと良い暮らしができるようになることを、私は願っています。
『頑張ろう東北』

 多くの死者・犠牲者を出した東日本大震災から8年の昨日。哀悼の意を表すために…略
(この後に黙祷(もくとう)を捧げました)