2019入学式~子どもたちの頑張り~

2019年4月8日

1年生のみなさま、ご入学おめでとうございます。

今日は「忘れられない入学式」となりました。子どもたちは(大人も)朝から頑張って登校してくれました。今朝は激しい雨に加えて、小田急線の全線運転見合わせというハプニングで、朝7時40分頃から大変なことになっていたのです。「めどは立っておりません」との情報が学校にもすぐに届き、対応に追われ続けました。

「1年生全員が参加できる入学式」にするためにどうしたらよいのか、先生方と一所懸命考え、1時間遅れの10時15分開式と決めたのです。「1年生18名、2~6年生約60名が学校に来れていません」の報告から始まり、緊急打ち合わせ、HPへのアップ、小田急情報を掴む人、一斉配信を流す人、子どもたち対応、校内放送、1年生保護者対応などなど、多くの仕事を先生方で声を掛け合い対応に必死でした。

「全員参加の入学式」を行うためにどうしたらいいのか、子どもたちは安全に来れるのか、と祈るような気持でした。1時間遅れの入学式に、1年生は全員出席との朗報に、こんなに嬉しいことはありません。皆さまのご協力の賜物です。ありがとうございました。

 待ちに待った「入学式」。正門から並べられたチューリップの数々が色鮮やかに並ぶ中、アリーナで行われました。特別な日ですから、私も着物を着て、1年生をお迎えすることにしました。朝から子どもたちの元気な歌声がアリーナ中に響き、子どもたちののびのびとした歌声で、我々大人がたくさんの「安心」「勇気」「希望」をいただいたように思います。今日の子どもたちの頑張りに感謝しながら、来賓の方を席までご案内しました。

 会場の皆さまが見守る中、1年生と6年生が手を繋いで入場してきました。この場面が大好きな時間です。お世話をしている新6年生の姿が頼もしく、誇らしく、とても大きく見えます。「僕たちが1年生の時にやってもらったように、今度は1年生にやってあげたい」「あの時、優しくしてくれたお兄さんのようになりたい」と、話してくれた子がいました。

 学園歌の後に、山田学園長からのお祝いのお言葉をいただきました。次は、校長の話。1年生の皆さんの前に立ってお顔を見ると、安心し込み上げてくるものがありました。「みなさん、おはようございます」と伝えると、元気な声が返ってきたのです。ホッとし嬉しかったです。
「早寝・早起き・朝ご飯」を食べてくることを中心にお話しました。そして、2年生から6年生のお兄さん・お姉さんに向かって、「1年生のこと、よろしくお願いいたしますね」と伝えると、「はい」という大きなお返事がかえってきたのです。ありがたいです。

 緊張しながらも張り切っている1年生の目はキラキラして輝いて素敵な笑顔でした。そして「おめでとうございます」のコール。歌声が響き、みんなで歌を歌い祝福しました。
朝、ピロティで待っていますよ。気をつけて、来てくださいね。
皆さまのご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。