学力調査と低学年PTA

2019年4月10日

「校長先生、学力調査あるよ」「今日は、ドキドキするよ」と、話してくれた4年生。今日、4・5年生は国語と算数の「学力調査」テストを受けました。朝、お教室を見に行くと、どの子も緊張した顔つきで担任の先生のお話を聞いていました。真剣そのものですから、廊下の窓からそっと見ることにしました。座る席順と注意事項が黒板に書かれています。「筆記用具は大丈夫ですか」「机の上はきれいですか」と先生からの最後の点検に、子どもたちも反応していました。

テストに臨む子どもたちの真剣な顔が印象的でした。「一所懸命取り組みました」「結果が気になります」「悔しいなぁ、最後まで解けませんでした」と、終わった後もお友達とテストの話をしていた子が多くいたようです。このテストから見える課題を学校として共有していくことになります。

そして午後は、低学年PTA。子どもの入学・進級とともに保護者も一学年上がるので、親の顔がベテランに近づいていくように見えるから不思議なものです。
久し振りにお会いするお父さま・お母さまのお顔を見ながら、校長として「親へ伝えなければならないことがあるはず」と背筋が伸びました。
ほとんどの1年生保護者が、時間より前に着席していたことが発見でした。「親」になるということ、「親」としての心構えなど、対面式ですから、前から見ていると色々と見えるものがあります。反面、親側から見ても見えるものがあるということです。
人生の学習の場である学校、学校の原点と家庭の原点、教室というところ、先輩先生からのいただいた言葉、失敗談など、高学年PTAとは違う切り口でお話しました。

「学校評価アンケート結果」についても説明し、反省を踏まえて2019年度教育計画を立てたことを説明に加えました。数字で結果が出てくるので、円グラフにしてお示ししましたから課題も見えています。
さらに、各クラスの代表委員2名に記述していただいた学校評価のことも頭に残っています。学校での出来事・アフタースクール・勉強・宿題・服装のことなど、多岐にわたって詳細に書いて頂きました。教師が気づけないことまで、気づかしてくだった貴重な学校評価アンケート2018を踏まえての本日の話です。学校を教師と保護者の両輪でよくしたいという思いも受けとめ、この2日間の宣言に繋がりました。
またPTA副会長から「湘南学園はPとTでつくる学校です」と説明があり、昨年度のPTA常任から役員を引き受けての感想もいただき、皆さんから拍手が湧きおこりました。いよいよ始まります。よろしくお願いいたします。

明日は、錣山(しころやま)親方と力士3名を湘南学園小学校にお迎えします。