「令和」初めての登校日

2019年5月7日

元号を「令和」に改める政令が制定されました。
この政令は、天皇の退位等に関する皇室典範特例法の施行の日(平成31年4月30日)の翌日から施行するとして、皇太子さまが新天皇に即位する5月1日午前0時からは新元号「令和」に変わりました。
新元号は、645年の「大化(たいか)」から数えて248個目。中国の古典ではなく「国書(こくしょ)」から引用した元号は初めてとのことです。
日本最古の歌集「万葉集」から引用。「平成」は4月30日で終わり、GWは、30年続いた平成を惜しむ人々で、各地賑わいを見せました。反面、改元に対応するため、忙しい平成の終わりを過ごした人もいます。

「令和」になり始めての登校日の今朝は、気持ちを入れて「令和」話を早速伝えました。9連休となったGW、楽しいこともたくさんあったでしょう。新学期が始まり、忙しかったので、ゆっくりできたのではないかと思います。

今日は「みんな学校に来れるかな」と、実は心配していました。ですから、ピロティで子どもたちの顔を見るなり嬉しくなり、「学校に来れたことに拍手をしてしまう」場面もありました。GWの9連休が終わり、「おはようございます」の元気な声が朝から響き渡る学校は、やはりいいものです。子どもたちからは、そっと「伊豆に行ってきたよ」「家でゆっくりできたよ」「シンガポールで休憩してきたよ」「お父さんと小旅行して楽しかったよ」など、話してくれました。

「令和」を見つめ、子どもたちが活躍する時代が来たということを感じ、始まりのスタートを大事に「いってらっしゃい」と言いながらも寄り添っていきたいと思います。