ヤッター!水泳の授業

2019年7月3日

 6月上旬から水泳の授業が始まり、3階のプールでは子どもたちの歓声が聞こえています。
「今日は、水の中の方が外よりあたたかかったよ」
「1時間目から、25メートル泳ぎました」
「プールの授業は大好き、雨かと思ったら、太陽が出てきたよ」
など、まとめのテストの裏で1時間目から活気に溢れている場所がありました。

 本校では、6年間で25メートルを泳げるようになることを目標に、水泳指導を行っており、そのために①水に親しむ ②泳力をつけるという視点で、カリキュラムを組んで、体育科スタッフが習得度別にグループを分け指導に当たっています。

 低学年の授業では、石拾い・宝集め・ダルマ浮き・ボビングなど水に慣れ親しむ水遊びをたっぷり行います。
 中学年では、自分の身体が水中で浮く感覚を十分味わい、クロールや平泳ぎの初歩的な泳ぎができるようになることを目指しています。
 高学年では、息つぎも身につけながら、クロール・平泳ぎで25メートル以上泳げることをねらいとしています。

 水泳の学習で忘れてはいけないことは、「わが身の安全を守る」ことができるようになることです。水に入ることは楽しいですが、一歩誤ると、命に関わる危険なものに変わります。そのことも子どもたちにしっかり伝え、万が一の時に備えて、3・5年生は最後の水泳授業で「着衣泳」に取り組んでいます。

 梅雨が明けると、これからの季節は海やプールに出かけることも多くなると思います。水泳の授業の時数は限られていますので、子どもたちが水に親しみ、泳力を伸ばすためには、ご家庭の理解と協力が欠かせません。親子で一緒にプールに行って、親から泳ぎを教えてもらうことで、水が怖くなることもあります。
 ぜひ、今年の夏も安全に気をつけながら、家族で水とふれあう時間を持っていただきたいと思います。

今日も「たくさんの子どもたちの笑顔」を見ることができて、嬉しい一日でした。