読み聞かせ ~心豊かに~

2019年7月13日

つくし組は「かさじぞう」「そらまめくんとめだかのこ」「かえるくんはかえるくん」+いわなべ先生の話「むしば」。れんげ・なずな組は「れいぞうこのおくのおく」「11ぴきのねことあほうどり」「なにをたべてきたの?」ほか

 本校では、「読み聞かせ」を大切にしていますから、今日の「読み聞かせ」の時間を、子どもたちはとても楽しみにしていました。1年生は、明治学院大学の学生ボランティアによる「読み聞かせ」。2年生は、保護者による「読み聞かせ」。そして4年生は、引地川親水公園に校外学習。3・5・6年生は、勉強の一日となりました。

 1年に1回、七夕のこの時期に昨年度に引き続いて、明治学院大学の学生ボランティアサークル「おはなしポップコーン」の皆さんと岩辺先生が来園され、「読み聞かせ」をしてくださいます。小学校の先生を希望している人たちです。手話から始まり、心と身体が受け入れる準備をして、いつの間にか絵本の世界に入っていきました。

 子どもたちが一緒に手話のまねをしているシーンから、あることを思い出しました。そういえば、昨年は、ほぼ全盲の学生が参加しており、点字絵本を点字図書館から借りて、読んでくれたのです。点字部分は直接貼ってあるのではなく、透明のアクリル板に貼って、全てのページの間に挟み込まれているので、子ども側からは見えるように作られていたことが印象的でした。その学生さんは、無事、卒業されたそうです。
 今日は「楽しかった」と言って、子どもたちは帰っていきました。学生の皆さん、岩辺先生、本日は貴重なお時間をありがとうございました。また、来てくださいね。

【岩辺先生より】
 ポップコーンは2011年からここでスタートさせてもらったのです。 3.11の年、2011年に初めて読み聞かせをやらせていただいたのが湘南学園小学校で、そこからポップコーンは広がり、今もボランティア活躍をしています。大学内でも高く評価され、昨年は『社会活動貢献賞』をいただきました。
 年に1回、湘南学園小学校でやらせていただき、学生がやる気になります。ここの子どもたちは、本当によく聞いてくれています。お母さん方が読み聞かせを良くしているからだと思います。今日も楽しんでくれて、本当にありがとう。