縦割り「体育集会」

2019年9月19日

 10月12日(土)の「たいいく表現まつり」
に向けて、全校で体育集会(応援練習・体操・児童会種目)を行いました。赤・青・黄色組ごとに「縦割り」で整列するところから始まり、大グラウンドに6色の色帽子が並びました。1年生にとっては、全校でリズム準備運動を行うのは初めてです。
「先生方は、1年生の補助をお願いします。」
の放送とともに先生方が1年生に付いて、両手距離間隔に開く開列練習の補助に加わりました。低学年にとっては、距離感・600人の中で自分の場所の確認に右往左往するわけです。この場面は毎年見ていますが、600名が一堂に会して両手を広げ、お互いの距離をとる練習はなかなか面白い場面です。大グラウンドでの自分の持ち場、一人ひとりの居場所が確保されるわけで、花が開いたように迫力があります。

 まずは、全校児童での「リズム準備運動」。「つま先上げて」「肩の高さまで…」「おへそから…」「かかとを閉じて」と、体育主任の先生が子どもたちに「気」を注入。グラウンドでの体育の授業は、どこからでも見えていますから、公開授業のようなものです。それなりの緊張感もある中で、広々した大グラウンドで運動できる気持ち良さを、体感しているようでした。

 その後は、児童会種目の練習。今年度の児童会種目は以下の2種類です。
 1.大玉ホイホイ!(大玉送り)
 2.玉ざんまい (大玉転がし)

 そもそも全校児童が、さっと集まってできる種目を考えることからスタートした「たいいく種目」。競技の中で、赤・青・黄色の大玉1個とフラフープ(各色1本)を利用した種目となりました。
今日は、青色組のチームが団結してスムースな流れです。黄色組は逆走して「失格」。競技が終わって素早く座るところも練習ですから、ボッとしている子がいると声を掛け合っていました。今日の取り組みをふりかえり、これから作戦会議が各色で持たれるでしょう。
各色のまとまりがあらわれるのが児童会種目です。リーダーシップとメンバーシップを発揮して、「本気」で取り組み、楽しんでもらいたいです。子どもたちから「いけ-」「ヤッター」など、活気のある声が響く中、協力することの楽しさ・公正な態度・集団としての自覚もますます芽生えてくることに期待しています。