学校に外の風を

2013年12月11日

学校教育とはよくも悪くも保守的なものです。もし選挙で政権が変わったり、自治体の首長が変わるごとにころころと教育政策や教育制度が変わるとしたら、こんなにあぶなっかしいことはないからです。教育の保守性の中で、気をつけなければならないことの一つとして、学校教育が地域社会と隔絶した、それこそ保守的な村と化してしまう危険性です。学校もまた国際的な教育潮流や、社会構造変化の影響を強く受けているのですが、ともすると変化を嫌い、悪い意味で保守化してしまう危険性が常にあります。特に私立学校はほっておけばそのリスクは高いと思います。そのことを防ぐ一つの方法が、外部の人たちが、講師として、ゲストスピーカーとして、どんどん子ども達や、教師たちの前に現れることです。そして外の風を学校の中に取り入れることです。湘南学園小学校はそういう意味では、本当にたくさんのゲスト(本物)がいらっしゃいます。ゲストが何人もいらっしゃって、あいさつもままならないことがよくあります。今週の3日間だけでも、本格的なダンスの指導をしてくださったウィリアムさん、霜村先生、大学生、起振車体験の市の方々、明後日は児童文学者の山中恒さん、こんな具合です。一年間でいったい何人くらいの方が来てくださっているのか、今度数えてみたいと思います。