個性豊か

2020年7月1日

 ついに通常時間割授業が始まりました。
 実に約4ヶ月振りです。
 同じ時間帯に全校児童が登校してきました。
 そして、分散登校中は実施できなかった授業も行なわれました。
 6年生の体育では、「ソーシャル ディスタンス ゲーム」をしていました。小グラをマス目状に区切ります。マスの大きさは5m×3mです。子どもがそれぞれのマスに一人ずつ自分のエリアとして入ります。誰かが自分のエリアに入って来たら、ソーシャル ディスタンス を確保するために、エリアから出なければなりません。上手に距離を取りながら動く様子を見ると、なかなか考えられたゲームだなあと思いました。男女とも仲良くやっていたのがとても印象的でした。

 4年生の音楽では、「リズム遊び」をしていました。音楽に合わせて身振り手振り、ボディパーカッションで音も出しました。細沼先生の勢いにつられて、子どもたちもノリ良く身体全体を使って表現していました。細沼先生は「リズム遊び」から「音楽づくり」につなげたいと話されていました。「音楽づくり」という言葉を初めて聞きました。

 文章で説明するのは難しいのですが・・・♫ なつといえばなあに ♫    ( 右下の写真 ) の後に続く言葉を考えます。例えば、ひまわりを入れ   たとします。それに、好きにメロディをつけます。決まりはありません。自分の感性から生まれたひとつだけの音楽です。「音楽づくり」とはそのようなものではないかと、自分なりに解釈しています。(笑)

 先生たちはコロナウィルスをプラスに変え、一人ひとり創意工夫し、新しい授業を生み出しています。湘南学園の建学の精神は「個性豊かにして-」の言葉から始まります。教師も「個性豊か」でなければなりません。子どもたちのために、教師一人ひとりが自由に己の力を発揮できれば、より創造性ある学校になると思うのです。