山の学校へ

2020年8月31日

 明日から4年生が宿泊学習「山の学校」へ出発します。
 2学期早々の出発なので、1学期から活動が進んでいました。

 1学期はロイロノートを使って宿泊地の山梨県調べをしました。ロイロノートは休校中の遠隔学習でたっぷり活用したので、子どもたちのスキルも高くなっています。2学期に入りグーグルアースを活用して、活動場所をバーチャル体験する取り組みも行なっていました。その様子を見ると、子どもたちの山の学校への期待が高まっているのを感じます。


 先日は、キャンプファイヤーの踊りの練習をしていました。コロナの状況で大声で歌うことは厳しいので、現地では思う存分に踊ってほしいと思います。

 曲は「アブラハムの子」や「ジンギスカン」など、昭和の匂いがするものがあったのでとても懐かしい感じがします。「 踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」という囃子言葉があるように、10歳の子どもはアホになるくらい踊るのが丁度いいと思うのです。3クラスの踊りを指導をしている横山先生は「 人生で一番身体を動かしています。」と、汗だくになって言ってました。なにより子どもたちの笑顔がいっぱいで、暑さを吹き飛ばす笑い声が教室に溢れてました。


 炎には不思議な力があって、妙に気分を高揚させる力もあれば、心をしっとり落ち着かせる力があります。僕は野営が好きなのでよく焚き火をします。まったくの野宿なので焚き火がないと不安なのです。テントの中に入りシュラフの中に潜り込み、布きれ一枚の向こうでパチパチと焚き火の音がすると、安心して眠ることができます。

 明日から「山の学校」へ出発します。
 キャンプファイヤーの向こうの夜空に、子どもたちの思いが馳せるでしょう。