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校長日記

昆虫記

2020年7月15日

ある日の朝、4年生のHさんが話し掛けてきました。

「クロアゲハのさなぎを飼っているんだ。すぐにでも羽化する感じなんだよ。羽化する所がみたいな。」

「そうか、その瞬間は絶対に見たいよね。」

「もしかしたら、学校から帰ったらクロアゲハになっているかも…」

僕は次の報告を楽しみにしていることを伝えました。しかし、学校にいる間に羽化している可能性が高いことを感じてか、Hさんは少しふさぎ込んだ様子で教室へ向かいました。

 

翌日、Hさんはにこにこして僕の前にきました。

「これは、羽化したな。」と思うのと同時に、

「今日の朝、羽化したよ、羽化した所も見られた!!!」

「すごい!!良かったね。どんな様子だった?」と尋ねました。

Hさんはまさに、今目の前で羽化が起きているかのように、「さなぎの背中がパカって割れてね!」と興奮気味に羽化する様子を話してくれました。その説明の仕方にとてもリアリティがあったので、「忘れないうちに日記に書いておくといいよ。」と伝えました。

 

『羽化』

今朝、クロアゲハの羽化を見ました。
せなかのほうがわれて、顔が出てきました。
そのあと、はねがでてきて、ちゃいろいえきたいが出てきました。
はねをのばすためのえきなんだそうです、
そのあと、1時間ほどはねをパタパタパタパタうごかしていました。
そして、にがすと、とんでいきました。

Hさんは僕の話を受けて、次の日にクロアゲハの羽化の様子を日記に綴ってくれました。

 

『昆虫記』を書いたファーブルは、「自分の目で見たこと以外は信じない、そしてこの目で見たことはどんな不思議なことでも正確に記録する。」という信念を貫きました。ファーブルの観察力は真実を知るための知識となったのです。

 

Hさんとクロアゲハの話は、まだ続きます・・・