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校長日記

算数は何のために学ぶの?

2020年7月21日

5年生の教室へ行くと算数の授業をしてました。

黒板に「平行四辺形」と書かれていたので、平行四辺形の面積を求める授業かな?と思いました。

子どものノートをちらりと見ると、切り刻んだ紙が色々な形に貼られていました。「そうか!」と思っていると、Yくんが黒板の前に出て説明し始めました。

「三角形を二つ合わせると平行四辺形になるから、平行四辺形の面積を2で割ると三角形の面積になる。」と言ってました。担任の山田先生がYくんと同じ考えの子を募ると数名の手が挙がりました。Yくんは笑顔で大満足!その様子を見て周りの子も笑顔になりました。

さらに山田先生はiPadを手に教室内を回り、Yくんと異なる考えの子のノートをパシャリと撮り、スクリーンに映し出しました。この方法だと、手を挙げて前に出て説明するより、発表することへの苦手意識が減り、前向きなれるのではないかと感じました。いくつかの考えが映し出され、仲間の説明を受けると「なるほど!」の声も上がりました。


今回の算数は、前時の「平行四辺形の面積」の授業を受けて、「三角形の面積の公式」を考え出す授業でした。三角形の紙を切り、正方形にしたり長方形にしたり、多様な考えが出た学び合いでした。授業が終わってからも山田先生の所へ行っている子がいました。それは、もっと学び続けたい気持ちの表れだと思うのです。

小学校時代に算数が苦手だった僕は、子どもたちの考える力や、その柔軟性にあらためて驚かされたのです。もっと驚いたのは、僕の「何のために算数を学ぶの?」という問い掛けに対する子どもたちの返答です。

「創造性豊かになるため。」「いい仕事がくるため。」「商品の品質を見極めるため。」「計画的に行動できるようになるため。」「頭の回転が良くなると、友だちが困っていたら、すぐに対処できるようになるため。」

“生きる力”を育んでいるのを感じます。そんな子どもたちに伝えた言葉です。
「素晴らしい!みんな明日から校長になれるよ!!」
どっと笑いが起りました。