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校長日記

お弁当

2020年7月27日

月に一度、スクールランチの日があります。カフェテリアで作られたお弁当を教室で食べます。

湘南学園は家からお弁当を持ってくるので、各家庭の味でお昼を過ごします。だから、みんなで同じお弁当を頂く時間はとても貴重です。

また、カフェテリア・湘南食育ラボの方が、お弁当の中身について話をしてくれます。この日は、ブロッコリーがいかに夏場を乗り切るには栄養のある野菜であるかという内容でした。美味しそうなブロッコリーの絵を使って説明してくれました。この絵もカフェテリアの方が描いてくれたそうです。

別の日は高校3年生のKくんが取り組んでいるSDGsの話もしてくれました。食育ラボの方が取りつないでくれたおかげでKくんと話すことができました。Kくんは幼稚園からの学園生で、大学受験に向け積極的にフードロスの問題と向き合っていました。

カフェテリアで使われている食材は、安心で安全なものばかりです。そこには、子どもたちの健やかな成長への願いがあります。幼稚園児のお弁当の野菜は、食べやすいように小さく切っていると聞きました。それは、カフェテリアで働く方々が、湘南学園の子どもたちのことを我が子と同じように思われ、大切にしたいという心の表れ、まさに “愛” だと思うのです。

僕はときどき  “湘南学園らしさ”  という言葉を使います。湘南学園らしさは、昨日今日生まれたものではなく、野菜を小さく切る話のように、ささやかとも言える優しさ中で一つひとつ培われてきたものだと思っています。高校生が取り組んでいるSDGsのことも、小学生と高校生とカフェテリアがつながった実に湘南学園らしい話です。

お弁当の話をもう少し・・・

僕が6年生の担任をしたときの話です。いつものようにお弁当を食べ始まると、女の子がポロポロと涙を流していたのです。心配になって尋ねると、一枚の紙を見せてくれました。

「6年間毎日残さずお弁当を食べてくれてありがとう。」
娘の成長を喜ぶ、お母さんの心からの一言です。小学校生活最後のお弁当の日の出来事でした。

久し振りに青空が顔を出しました。もうすぐ梅雨が明けそうです。