自分と社会

2020年9月30日

 僕は自転車通勤をしています。
 雨上がりの朝にはお尻が濡れないように、サドルにビニール袋を被せます。先日もこのような状況になったので、ビニール袋を探すと一枚もありません。レジ袋が有料化となりエコバックを使い始め、ついに我が家のビニール袋がなくなったのです。その時は少し困りましたが、ごみも減ることだし、家からビニール袋がなくなることは良いことだと思いました。


 さて、4年生の社会科では「わたしたちの生活とごみ」の学習に取り組んでいます。くるみ組は「ごみって何?」の問い掛けから授業が始まりました。様々な議論の中には、「人間が勝手に決めたもの」というような深い意見も出たようです。今後の学習は自宅のごみ調べから分別の学習もしていきます。
 先日は藤沢市に協力してもらい学校へロードパッカー車を呼びました。ロードパッカー車の荷台が上がる開く、中が回転するなど、ロボットのような動きに子どもたちは興奮していました。一部がスケルトンになっているので、放り込まれたごみの様子も見ることができます。
 係りの方にコロナ過におけるごみについて尋ねてみました。緊急事態宣言のときは、家で食事するようになった影響で、家庭ごみの量が2割増になり、ロードパッカー車に積め切れないこともあったということです。ごみ問題は企業と家庭が一緒に取り組まなければならない、と話されていました。

 4年生の社会科は、自分の生活に密接に関わる学習ばかりです。
ですから、大切なのは何事も自分事として捉え考えることです。