進むべき路

2021年2月16日

 湘南学園中学・高等学校の内部進学の説明会がオンラインで行なわれました。
 まず、中・高の伊藤校長より、大切にしている学びについての話がありました。「持続可能な社会の担い手」という言葉を使いながら、日常の全ての出来事が「学び」であるという視点に立ち、社会の中で主体となって歩んでいく力を養っていく教育をするということを丁寧に話されていました。
 伊藤校長の後には、湘南学園小学校の卒業生二人が登場しました。Aくんは部活動で出会った大切な仲間のこと、Gさんは学習と生徒会のことについて話をしてくれました。Aくんが小学校時代には大グランドで一緒にボールを追いかけました。Gさんは小学1,2年生のときは僕が担任でした。ですから、二人が緊張しながらも一所懸命に話しているのを見て微笑ましく感じました。話の内容から中・高での学校生活がいかに有意義であるかが良く分かりました。
 僕は湘南学園小学校の教員ですから、卒業生が学園中・髙に進学し、AくんやGさんのように立派になっていく姿を間近で見ていたいという気持ちは強くあります。ですが、あえてその本音は伏せておきます。一つだけ言えることは、自分の進路は自分の意志で決めなければだめだということです。他人の意志で決めた道は進むべき路ではありません。そして、進学した先でどう学校生活を送るかが何より大事です。伸びるか伸びないかは自分次第なのです。

 今日2月16日は天気図記念日です。僕が初めて天気図を書いたのが中学の授業のときのことです。家でAMラジオを聴きながら書いたのを思い出します。
 振り返ればやり残しもあった中学時代、悔いを残した高校時代、それらがあったから、今は「迷ったときはやる」という生き方をしています。多くの人に迷惑を掛けながらですが・・・