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校長日記

作品と対話する

2021年3月1日

「何もないところから、何かを作り出す。何もないところから、何かを描き出す。」

芸術作品とは、見えないものを見えるようにすることだと思います。
子どもの感性の驚くべきは、その何もないところから、何かを生み出す力に優れているところです。
鑑賞するときは、見えるようになった作品を直視するだけでなく、作品の向こう側を観ることが大切です。作品の向こう側を観るとは、子どもが作品を通して何を伝えたいかを感じ取ることです。それを感じられたときに、子どもの心にも触れることになるのです。


子どもの作品は、他人の眼鏡をかけて作っているものは一つもない無垢なものばかりです。
一つひとつの作品から発せられた子どもたちからの問いを楽しみながら鑑賞してください。
手数の多い作品は、それだけ作品に向き合う時間が長く、思いが込められ表現に奥行きがあります。
一人ひとりの時間軸が作品の中にあるからです。そういった作品は生命を宿したものになり、観た人に感動を与えるのです。
美しいものを見て、美しいと言える「彩り豊かな心」を育みたいと思います。


上の文は制作展に向けて書いたメッセージです。
今年度の制作展は、残念ながら来校し観ていただくことは叶いませんでした。
一方、子どもたちの鑑賞は先週行なわれました。
友だちと会話するように作品を観ていたのが印象的です。