4年生SDGs 湘南から、歌で世界へ!!

2021年12月15日

4年生SDGs 湘南から、歌で世界へ!!

 

4年生の「総合」も、2学期の少しと3学期を残すのみとなりました。

SDGs15「陸の豊かさも守ろう」から始まり、水の循環、海につながる川について学びました。

社会科では、「ゴミ」の問題を学び、温暖化をもたらしている原因や食品ロスのことも学びました。

山の学校では、森の存在を体感し、地球環境の素晴らしさも体感しました。

そして、露木しいなさんをお呼びして、世界規模で起こっている内容を話してもらうことで、

これまでに考えてきた課題をさらに深めていきました。

身近な問題として、スクールランチの食べ残しを教材として、「どうすれば残飯がなくなるか」という課題を真剣に考え、カフェテリアに提案しました。これは、社会科から出てきた、自分達なりの課題でした。

カフェテリアの方々も、真剣に子ども達と向き合って下さり、会議に「提案」した後に、今後の方針が決まってきます。

(こちらの方も現在進行形。1月に報告をします。お楽しみに!!)すごいことになりそうです。

 

さて、

そんな中、とてつもない大きなプロジェクトが始動しました。

露木志奈さんの講演の最後に見せてくれた神澤清さんの♪for Asu♪という楽曲。

みんな大好きな歌になりました。

 

それを見て、子ども達が、自分達の思いを、曲に乗せて世界に発信をしたいと言い出しました。

そこで、露木志奈さんを通じて連絡を取ってもらいました。

 

結果・・・・・・・快諾。

♪for Asu♪を歌っているのは、神澤清さん。

なんと、これから清さんと一緒に楽曲を制作していきます。

 

先週、初めての顔合わせを行いました。

4年生フロアーに現れた清さんに、4年生全員で大声援。

そのまま♪for Asu♪。

ちょっとしたライブハウスのように、大合唱。

みんなで盛り上がりました。

 

そのあとに清さんは、なぜ、環境活動家をやっているのか、話してくれました。

2年前の2019年、3つのきっかけにより、世界で起こっている環境問題の現状を知り、活動を始められました。

1つ目は、アマゾンの森林火災のニュースを見たこと。

2つ目は、同じく2019年の台風15号・19号により、年々台風が増加・増大していることを感じたこと。

3つ目は、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんのスピーチを見て、世界中の子供たちが環境問題に声を上げていたことを知ったということ。

まずこの問題をたくさんの人に知ってもらおうと思い、高校3年生の時から続けてきた、ラップで曲を作り、音楽の力で環境問題のことを伝える、ということを目指されています。

 

露木志奈さんから繋がった奇跡的な出会い。

これから子ども達と清さんと共に、地球と真剣に向き合い、楽曲を制作していきます!!

子ども達は本気で、世界中の方々に、感じたことを伝えようとしています。化学反応を起こし、どんな曲になるのか。

 

来年をぜひ、楽しみにして下さい!!

 

☆ 神澤清 ☆

2019年に、国際協力の知見を得るため大学を休学し、人生初の海外で「世界で最も命の短い国」と呼ばれる西アフリカのシエラレオネへファームステイ。その後、ドイツで2年に1度行われる全世界農村青年会議に日本人として2人目の参加。ヨーロッパを巡ったあと帰国。その途中でニュースで見かけた、「アマゾンの森林火災」をきっかけに気候変動・環境問題に危機感を覚える。その後、いくつかのきっかけが募り、1人駅前で街頭演説をし活動開始。 現在は、講演活動を始め、自身の表現方法であるラップも用いながら、若者を主なターゲットに、気候変動・環境問題の発信・啓発を行う。