2022 2年生郵便局の秘密をさがそう

2022年10月3日

 2年生の2学期の生活科では、郵便屋さんごっこなどに挑戦しています。今回、藤沢郵便局には、ポストに入れた葉書がどうやって家の郵便受けに届くのか調べにいきました。

 郵便局につくと早速ポストの中を見せてくれました。中には青い袋があって、そこに入るようになっています。集めやすいように2つに分けているのです。

 建物に入ると、郵便局でどのように葉書を仕分けたり配達したりしているのか、分かりやすくまとめられているビデオを見ました。子ども達は、よく集中して見ていました。

 郵便局では集めた葉書やお手紙を、いろいろな工夫をして仕分けをします。郵便番号に沿って仕分けをしますが、目に見えないバーコードをつけて分けているそうです。仕分けのための機械も、ものすごいスピードで動いていました。

 ビデオを見た後には、郵便局員が使う制服やバイクについて教えてくれました。バイクには、黒い頑丈な袋がついています。ハンドルの前の部分に置いておけるように平らな部分があります。そこに葉書やお手紙をたくさん入れた鞄を置いて届けるのです。

 今回は特別に郵便局の制服を着させてもらいました。服には安全のために光る部分があります。バイクにも乗せてくれました。貴重な体験ですね!

 質問コーナーもありました。

「下の駐車場には、赤い小さなトラックのほかに、灰色のトラックもあったけど、何に使うのですか」
→大きなトラックは、他の郵便局にまとめて運ぶときに使います。

「海外にお手紙を送るとき、どれくらい時間がかかりますか」
→軽いお手紙などは飛行機で届けます。そのときは数日から一週間くらいで届きます。重い大きいお手紙や荷物は、船で運びます。船だと1か月くらいかかるときもあります。

「郵便局の一番大きなトラックはどれくらいですか」
→藤沢郵便局には無いですが、10トントラックという大きさのものがあります。そのトラックは、荷物をまとめるロールパレット(大人よりも背の高い大きなかご)が20台入ります。藤沢郵便局の大きいトラックは12台乗せられます。

「その一番大きなトラックだと葉書を何枚運べますか」

 かなり無茶な質問ですね! しかし、郵便局の方も考えてくれました。葉書をまとめるケースは1つにつき3500枚入ります。ロールパレットにはそのケースが40個積めるそう。大きなトラックにはロールパレットが20台積めますので、計算すると、なんと280万枚! すごいたくさんです。

 最後に、書いた葉書をポストに投函しました。届くのか楽しみですね。

 お別れの際には、郵便局の方にみんなでお礼の言葉を言いました。たくさん教えてくださって、楽しく学ぶことができました。

 ちなみに藤沢駅の近くには珍しい形をしたポストがあります。往復の道すがら、見に行きました。なんと青緑色をしています。ふじきゅんという藤沢のキャラクターの形。みなさんも、ぜひ注目してみてください。