少しずつ少しずつ

2023年4月11日

1年生は、新しい生活を少しずつ少しずつ学んでいます。朝の支度は、だんだんと分かってきてスムーズに進めるようになりました。6年生との距離も近づいてきています。

6年生は、腰を折り目線を合わせて話しかけていました。1年生とは体の大きさが違うことを当然知っていますが、興味関心の持ち方もまったく違うんだなあと、だんだん実感してきたようです。共通の話題はなんだろうと試行錯誤している姿がありました。

さらに6年生は、5年生と共に交歓会に向けて準備を始めました。縦割り班を作って、江ノ島近くの西浜で砂の造形作品作りに挑戦します。高学年として、どんなグループを作っていくのか話し合いました。初対面の人と緊張感のある場を和ませるためのコミュニケーション方法である「アイスブレイク」いついても学びました。先生達が楽しい雰囲気でお手本をすると、子どもたちも笑って見ていました。

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放課後には、2日間にわたってPTA懇談会が行われました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

湘南学園は90年前に、地元の方々が手作りで創立しました。その為、特定の創立者やオーナーといった方はいません。当時から保護者の方と教職員が協力しながら経営を行ってきました。現在も、学園の理事会に、保護者の方やPTA会長の方が参画されています。このような学校の仕組みは、日本全国を見回しても珍しいと言われます。太平洋戦争の直後には、民主的な学校経営の先駆けとして注目を集め、GHQの方が視察に来たという記録も残っています。

そのような学校ですので、年度初めにはPTA懇談会という形で集まる機会をもっています。コロナ禍以前は、盛大にPTAバザーというイベントも行われていました。長い学園の歴史の中で、核家族化や共働き家庭の増加や新型コロナウイルス流行など社会や家庭の形が徐々に変化しています。それでも、保護者の皆様にはPTAを核として様々な場面で湘南学園を支えていただいています。大変ありがたいことです。コロナ禍の中で新時代のPTAのあり方も議論されているところであります。役員などご担当なさる方々、どうぞよろしくお願いいたします。

最後に、PTAの皆様が生活着のリサイクル活動を行っています。ご協力いただき、ありがとうございました。