1年生交通安全教室
警察のおまわりさんや藤沢市役所の担当の方を招いて「交通安全教室」を実施しました。交通安全やルールを守ることや、道路の具体的な歩き方などを学びました。本校は、遠くから電車やバスを利用して登校する子どもたちもいますので、安全第一で学校に登校できるようになりましょう。
交通安全教室の先生方からは、道路の渡り方の約束事として、手を上げることの大切さを話してくださいました。子どもたちは手を上げるように教わりますが、大人は手をあげません。これは、小さい子どもも大きく見えるようにすることで、車の運転している人に気づいてもらうためです。運転手からは、背の小さい子どもが隠れて見えなくなることがあるのです。また、「これから渡りますよ」という合図にもなります。
実際に、コースを作って教えてもらったことに気をつけながら歩きました。左右を確認したり、端に寄って歩いたり、子どもたちは考えながら歩くことができました。
入学式以降、1年生の下校は保護者の方と協力しながら、指導を行っています。十字路では飛び出さないよう左右を見て車が来てないか確認したり、横断するときに手を上げて車が止まってくれたのを確認し一礼しながら渡ったり、自然にできるようになりつつあります。電車の中でのマナーも大切です。他のお客さまの迷惑にならないように過ごします。
3月までの幼稚園や保育園への通園と比べて高いハードルがありますが、自立への一歩なのでしょう。そして日本中の小学1年生も同じように学んでいると思います。鵠沼駅近くには交通安全を願った道祖神の碑が、鵠沼海岸駅近くにはお地蔵様が祀られています。古くからの信仰であるとともに、昔の人からの教訓を込めたメッセージでもあります。
日本中の小学生が事故や事件に遭わず、無事に登下校ができることを願ってやみません。