本校の３年生が、片瀬西浜・鵠沼と片瀬東浜の両海水浴場の海開きに参加させてもらいました。夏の海水浴場のイメージといえば、江の島近くの海水浴場を思い浮かべる人も多いでしょう。毎年、湘南地域の海水浴場の海開きは、７月１日に行われます。

今年、湘南学園小学校に「海の環境に対する子どもたちの未来への思い」を海開きで発表してほしいという依頼をいただきました。

藤沢市の海水浴場は、２０２１年４月にビーチの国際環境認証「ＢＬＵＥ　ＦＬＡＧ」を民間団体としてアジアで初めて取得しました。湘南地域は、環境活動に積極的に取り組んでいるのです。本校も、長年エコスクール活動に取り組むなど、湘南地域にある学校として、環境保護などについて課題意識をもっています。

本校の３年生は、海をテーマにした総合学習に取り組んでいます。そこで、海の生き物を守るためにゴミを捨てないことなど、みんなに伝えたいことをまとめ、発表の準備に取り組みました。小さなブルーフラッグを作り、そこに磯観察で見た生き物や思いを書きました。それぞれ思ったことをまとめて、よびかけの原稿としました。

当日。強い雨が降る中で、一時的に中止も危ぶまれましたが、海の家を会場に変更して、海開きが開催されました。（保護者のみなさまには、突然の連絡が続き大変申し訳ありませんでした）

嵐のような天候の中で、神事やみなさまの挨拶などが行われました。そして、３年生の出番です。司会の方から紹介の言葉をいただいて、舞台に立ちます。

「私たちは、湘南の海が大好きです」

「海に来る人たちみんなが同じ気持ちで、海をきれいにしていけたらうれしいです」

「１人１人の行動がみんなに広がって、その行動が世界を変えていけます」

緊張しながらも、精一杯発表できました。海開きにご列席いただいたみなさまも、温かく見守っていただき、ありがとうございました。

とても立派な姿で、先生たちも感動しましたよ。

夏、本番です。ぜひ、藤沢の海水浴場に遊びに来てくださいね。そして、遊ぶときには、環境のことを考えてゴミをとばさないようにするなど、心がけてもらえるととても嬉しいです。