2024 湘南学園小学校音楽会
鎌倉芸術館にて、2024年度の湘南学園小学校音楽会が開催されました。
1~6年生まで全員が舞台に上がります。ここまで一生懸命に練習を重ねてきた子どもたち。クラスや学年というまとまりで練習に励んできました。いよいよ成果を披露する日を迎えたのです。
執行委員による「はじめの言葉」に続き、まずは2年生や3年生がステージに登場。元気いっぱいの曲が会場に響きわたりました。4年生は、オペレッタを披露しました。オペレッタはヨーロッパ生まれの音楽劇の一種で、音楽とセリフの部分から成り立っています。簡単な道具も使って、演目を立派にやり遂げることができました。
1年生は、3クラスそろってステージに立ちました。可愛らしい姿に、高学年の子たちも顔がほころびます。フィナーレへ向けて、高学年の合唱です。5・6年生は伴奏と指揮にも子どもたちが挑戦します。歌詞の内容に合わせて、強弱のメリハリをつけたり、指揮者は歌に表情をつけるための動きを工夫したり、時にはみんなを鼓舞していきます。
下手側のステージ袖では、次の番を待つ子どもたちが緊張の面持ちで待ちます。前のクラスの発表が聞こえてくる中、緊張をほぐそうと笑顔をつくる子。一人で集中している子。友達と目配せをする子と様々です。開場から拍手が聞こえてくるとついに出番。まぶしいステージに飛び出していきます。
自分の立ち位置を確認して、指揮者に視線を合わせます。指揮者と伴奏者が呼吸を合わせて曲がスタート。練習した通りに、歌詞の内容に合わせて感情をのせたり、強弱のメリハリをつけたり。お互いに歌声を聴き合いながら、一つの音楽を奏でていきます。演奏時間が長く感じたか、短く感じたか人それぞれかもしれません。一生懸命に歌った子どもたちに大きな拍手が注がれます。指揮者の礼に合わせて、ステージから降りていきます。どのクラスも素晴らしい音楽でした。
音楽会の終盤、神奈川県私立小学校音楽会へ参加した有志による発表。そして、フィナーレは全校合唱と続きました。6年生がステージに立ち、1年生から5年生と向き合う形で歌います。最後まで一生懸命、全力で歌を歌って今年の音楽会は閉幕しました。
本番は、上手くいくことも、上手くいかないこともあります。ただ、心がこもった演奏は観客に届くのです。多くの人を感動させた音楽会だったと思います。
歌うことが大好きな湘南学園の子どもたち。豊かな学校文化が素敵に咲いた音楽会となりました。