5年特別授業「情報とのつきあい方」
5年生の社会科では、メディアについて学びます。情報化社会の中で、どのようなメディアがあり、どのように情報を取得したら良いか考えます。
今回、ご縁があってフリーアナウンサーの桑原りささんをゲストティーチャーとしてお招きして、特別授業を行いました。
桑原さんは、これまでの仕事を通して情報をどのように伝えたら良いか、向き合ってきたと言います。アメリカ在住時には、アナウンサーの枠を越えてアメリカ大統領選挙を自ら取材するなど、現場の様子をできるだけ伝えようと、がんばってきたそうです。子どもたちは、「積極的な行動がすごい」と感想を書いていました。
さらに、記事が多くの人に伝わった経験を通して、自ら社会にある問題を見つけて取材をして発信をしたい。社会に向けて発信することを通してより良い社会にしていきたいと強く願うようになったそうです。
また、直接、話を聞くことの大切さを訴えられました。自分の都合の良い話を流そうとすることもあるのだから、直接話を聞くこと。冷静に判断して問題が解決できるように話し合っていくことが大事と話してくださいました。
ニュースの作り手、情報の伝え手のリアルな話を、子どもたちはとても興味深そうに聞いていました。「直接、話を聞かないと分からないことがある」「情報の扱い方に気をつける」「フェイクニュースに気をつける」と子どもたちは感想を書いていました。
テレビ、ラジオ、WEBメディアと情報がたくさん溢れる時代に、メディアリテラシーを学ぶ貴重な授業でした。ありがとうございました。
桑原りささんのHPはこちら。
https://www.lisakuwahara.com/