サステナトレセン☆湘南カレー
レモンガススタジアム平塚で、児童が考案した「サステナ給食」がキッチンカーで出店。
湘南ベルマーレが地域と連携して進める教育プログラム「サステナトレセン Project.」。
これまで、湘南エリアのサステナブルな食について、地域の方や企業の方と一緒に考えてきました。
地域との繋がりを見つけ、地域の一員として、「何か自分達にできることはないか?」と考えてきました。
ベルマーレのスポンサーである企業が参加し、世代や立場を越えて、熱い議論をしてきました。
地域からは市の農林水産課の職員やメディア関係者、フードアート作家など多様な人材も招いてチームにし、
立場や世代を越えて、子ども達と共に対話をしながら考える機会もありました。
そして、今回は、いよいよ実際に動き出した報告です。
茅ヶ崎市立東海岸小学校と湘南学園の5・6年生児童の有志の子ども達が参加し、「規格外野菜を使って、地域の食の課題を解決したい」との思いから「湘南カレー」を開発。
地元の農家さんや江の島にあるレストラン「イルキャンティビーチェ」シェフの小坂さん、ABCサステナテーブルの全面協力を受け、キッチンカーでの販売が実現しました。子ども達が地域や地球のことを考えたことが、実際に形となりました。
販売したのは、「ベルマーレグリーンカレー」「湘南ローカルカレー」「ベルマーレ2種盛りカレー」の3種類。
再生可能エネルギーを使ったキッチンカーで調理し、食器には循環型容器を使い、環境にできるだけ配慮しました。
当日、子どもたちが呼び込みや配膳を担当しました。
6年生は、なかなか声を出すことができず、通行人にチラシを渡そうとしてもなかなか受け取ってもらえない時間が続きました。それでも頑張って、声を出しました。
5年生は、雨風が強まる中でも声を出し続け、多くの人が振り返るほど、大きな声でアピールしていました。
茅ヶ崎市長も訪れて、食べて頂きました。
参加した児童の一人は、「街中でティッシュやチラシを配っている人たちの気持ちが分かった。これからはちゃんと受け取ると思う」と話していた。
働くことの意味を知ったようでした。
当日の販売数は、2種盛りカレー=96食、湘南ローカルカレー=31食、ベルマーレグリーンカレー=20食、サステナレモネード79杯。
本当に良い経験となりました。
これからも地域の一員として、地球に向き合いながら、実際に行動していきたいと思います。