6年生 修学旅行 vol.5 (2015年度)

2015年6月11日

 二日目の最後には、京都宇治にある平等院へ行きました。奈良にある東大寺から、二日目の宿舎である京都にある「然林房」に向かいます。平等院はその途中にあり、二日目の最後の見学地として行ってきました。

 平等院は、10円玉の意匠として鳳凰堂が描かれているため、多くの子どもたちが親しみをもっているようです。1052年に時の関白であった藤原頼道が、父道長の別荘を寺院に改めて平等院として建立しました。「古都京都の文化財」の一つとして、世界遺産に登録されています。

 二日目の最後の見学地ということもあり表情に疲れが見えましたが、鳳凰堂を前にすると「10円玉の絵柄だ!」と喜んでいました。ここでは、バス移動のときに付き添ってくれるバスガイドの方から説明を聞きました。

 鳳翔館では、平等院に伝わる様々な宝物を展示していました。子どもたちは、「梵鐘の模様が美しい」「鳳凰像がかっこいい」と見入っていました。

 それから二日目の夜以降の宿舎となる「然林房」に到着し、夕食を食べました。宿舎の移動がありましたが、これまでの宿泊学習の経験が生きて、荷物の整理はスムーズに進みます。食事の際にも、食事係の子どもたちが準備のお手伝いやあいさつを担ってくれます。一日目二日目と、団体行動での見学が続き、疲れがたまっているようです。然林房では、ゆっくりと過ごしています。

 夕食後は、三日目のタクシー班別行動に向けて学年集会を行いました。班別で行動するためにあらためて約束を確認したり、細かな連絡を伝えました。チェックポイントの確認や、新しい宿舎の部屋の使い方など話すと、落ち着いて聞いていました。