6年生 修学旅行 vol.6 (2015年度)

2015年6月12日

 予定通り、京都駅13時5分発の、のぞみ226号の新幹線に乗車しました。

 この四日間、学ぶことがたくさんありました。社会科として学んできた日本史を、実際にその現場で確かめることができました。

「京都についたときは、本当にここが京都なのかわからなくて不思議な気持ちになった。まわりを見て八つ橋のかんばんばかりで、ああ京都なんだなぁと思った。奈良では古墳の歴史を学んだ。飛鳥大仏に感激して、蔵王堂の仏像もすごかった。」

「法隆寺の大きさにとてもびっくりしました。夢どののかんのんさまが見られなかったので、こんどまた見たいです。世界遺産の平等院は、とてもとてもすてきでした。またかぞくで行きたいです。」

「東大寺では、柱のはなのあなを通りぬけることをがんばりました。大仏は、すごく大きく、よ~く見てみると、ちょっと金ぱくが残っていました。」

「銀閣寺は庭園と落ち着いたふんいきがよかった。清水寺はお土産やのとおりが、八つ橋を試食したり、とても楽しかった。京都タワーは景色がきれいだった。二条城のうぐいすばりのゆかも、北野天満宮、金閣寺もよかった。」

「タクシー行動では、うんてん手さんがとてもいい人でした。お寺はとても楽しかったです。とくにおもしろかったのは、清水寺でした。清水のぶたいから見たけしきはぜっけいでした。」

 子どもたちの学習ノートに書かれたふりかえりのほんの一部です。子どもたち一人ひとりが、この四日間さまざまなことを学んだと思います。

 仲間とタクシーの運転手と協力して成し遂げた、タクシー班別行動。自分たちが一日のスケジュールを主体的に管理し、見学先からお土産を買うところまで行動しました。宿舎に帰ってきたときには、やり遂げた一日の達成感と、とても楽しかったという感想を、いっぱい聞きました。

 修学旅行は、まさに日本の国が形作られる順番に歴史の流れを学ぶとともに、主体的に探究的に一人ひとりが行動する、そういう旅行でした。これからのグローバル化社会におていこそ大切にしたい日本の伝統や文化を学ぶ。最終学年として、立派に取り組んでくれました。

*三日目と四日目の見学については今後、あらためて記事にします。